第5回ハロプロ楽曲大賞2006

主催者の皆さんに感謝と拍手。

<楽曲部門>
1位 「大きな愛でもてなして」 (℃-ute) 2.5pt
1位 「レインボーピンク」 (重ピンクこはっピンク) 2.5pt
1位 「SOME BOYS! TOUCH」 (後藤真希) 2.5pt
4位 「笑っちゃおうよ BOYFRIEND」 (Berryz工房) 1.5pt
5位 「お願い魅惑のターゲット」 (メロン記念日) 1pt

次点 「ジリリ キテル」「サヨナラのLOVE SONG(純情Version)」「スイートホリック


<PV部門>
1位 「ガラスのパンプス」 (後藤真希) 3pt
2位 「バラライカ」 (月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)) 2pt
3位 「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!(Dance Shot Ver.)」 (H.P.オールスターズ) 1pt

次点 「SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜」「メロディーズ」
番外 「お願い魅惑のターゲット」OPV
    http://www.youtube.com/watch?v=J51EWbBMjm8


<推しメン部門>
輪番制で今年は加護ちゃんごっちんごめん。

ごまコン愛知公演に行ってきました。
今日は構成云々は無しで、極私的な話だけ。ネタバレ有ります。


昔のごまコンって言うと、やっぱりまず「激しさ」ってのが挙げられるわけですが。でも、ごまコンの良さってそれだけじゃ無かったと思うんですよね。ステージと客席の心理的な距離の近さ。見に行った人総てがごっちんの事を大好きになってしまい、共演者やスタッフ含めてちょっと他ではないような仲間意識を持ててしまう、親密さ、暖かさ。


自分はもともとごっちんに対しては「突出したオーラとスキルを持つ人」とは思っていたけれど、所謂「推し感情」の様なものはあまり無くて、むしろ市井ちゃんや加護ちゃんを初めとする他メンとの関係性を通して享受する、そんなスタンスでした。それが03秋ツアーに参加して、その親密な空気にすっかりやられてしまった、そういうクチです。
そんな自分は、去年の秋ツアーでのごっちんの変化には戸惑いを感じずにはいられませんでした。一度の公演で完全燃焼し尽くす様なあのテンションは影を潜め、しっとり落ち着いて話す姿に、それが新しい路線を模索する試みなのだと理解はしつつも、なんだか距離感を感じてしまって。その辺は去年の末に書いた通りです(→12/31)。


自分が03秋ツアーに囚われすぎている事はわかっていたので、とにかく自分のごっちんに対するキャパシティーを拡げよう、なにかを仮託するのではなく、後藤真希そのもの(と思われるもの)をちゃんと見よう、今年に入ってからはそう心掛けるようになりました。自分の頭で捻り出すちっぽけな理屈なんて間口を狭めるだけだから、特に何かを考える事もせず。だからここでごっちんについて書くことも殆ど無かったし、路線云々もどうでも良かった。何も考えずに「気まぐれ」「長電話」「サヨナラのLOVE SONG(純情Version)」「きっと彼氏が出来る方法」を繰り返し聴いていました。なんでこの曲だったのかはわからないけど。


最近になってようやっとフラットな気持ちで接する事が出来るようになり、大阪公演を待ちきれずに遠征した名古屋。昼公演ECでのMC。

今回は初の単独コンサートと言ってるんですが
来て来て!(舞台袖のダンサーに手招き)
ここにいる、4人のメンバーだったり
スタッフのみんなだったり
会場にいるみんなで作っているライブなので
ホントに、いい思い出に残るライブが出来て、私はメチャクチャ幸せ者だと思いました!

書き起こしてみればどうって事無いコメントではありますが、そこには確かにあの「親密さ」がありました。それに素直にシンクロする事が出来ました。
そして、その後歌った「スクランブル」の最後のフェイク!ごっちんの歌のなかで一番好きで、ずっと聴きたかったあれ!途中から挨拶が入って、ちょっと短かったけど(笑)。


結局03秋に収斂しただけではないか、そう言う事も出来るでしょう。
でも、自分の中で紆余曲折あって、スタンスも変わって、その上で、一度手放しかけたものを取り戻せた。それが今の自分にはなによりも重要なのです。理屈はその後。

[ハロプロ][コンサレポ]10月14日 シャ乱Q ライブツアー 2006 秋の乱 ズルい「Live Live Live」 大阪国際会議場メインホール


▼すっかり遅れてしまいましたが。つんく♂先生の勇姿を拝むべく、シャ乱Q再始動ライブに行ってきました。13日金曜日が初日で、自分が行ったのは2日目。初日に続いて裕ちゃんと飯田さんがゲスト出演。「カラスの女房」と「無造作紳士」を歌いました。


▼えーと、つんく♂先生、バテバテでした(笑)。最初のMCから噛み噛みで、「2時間あるんで、6年振りという事を皆さん忘れずに・・・自分に言い聞かせてるところもあるんですが」とか。初日公演の後マッサージに行って鍼打ってきたとか聞くに及んで心配になってしまいましたが、無事最後まで乗り切られました。
「ズルい女」で踊り倒してた頃のイメージが強かったので、やっぱりブランクは感じてしまいましたね。バンドの現役感も含めて。けど、それもバンドマンとして最も脂の乗りきった30代をハロプロに捧げ尽くしてくれた代償なわけで、文句のあろうはずもなく。横浜公演は一公演だけだし、もうちょっと元気な姿をみせてくれるんじゃないでしょうか。


▼再始動後の活動のマニュフェストとなるライブと言うよりは、昔からのファンに向けて6年振りにご挨拶という感じ。ソロコーナーとか目立った趣向はなく、シングル中心のセットリストに短めのMCを挟むオーソドックスな構成(セットリストは一番下に貼っておきます)。「ズルい女」で爆破、「とってもメリーゴーランド」で銀テープの特効あり。
ステージ構成は、大きめのスクリーンが真ん中にひとつ、左右に階段があって、登り切ったところにパルテノン神殿みたいな柱と龍のハリボテがひとつづつ。階段上部を繋ぐ形でサブステージ。スクリーンがある分、ハロプロのソロコンよりはちょっとだけ金がかかってる印象。
サポートメンバーはキーボード、ベース(スティング宮本)、キーボード・サックス・フルート・タンバリンetc色々やる人の計3人。


▼「いいわけ」が良かったですね。ババババッと点滅するライトの中で唸るつんく♂先生に鳥肌が立ちました。個人的に「ズルい女」とかギラギラした曲のイメージが強いので、やっぱりその辺の曲が一番盛り上がりました。
「歩いてる」「パワーソング」といったバラードも案外良かったです。おっさんになって、適度にくたびれた現状に似合ってて。


▼MCは「つんく♂と愉快な仲間たち」という感じ。♂が仕切って、たまに他のメンバーに振るとグダグダになって、それでゆるい笑いが生まれて、♂が突っ込んで落ちるという。
最後のMCでまことが感極まって涙ぐんでましたね。3人の後ろ姿を見ながら演奏出来るのが嬉しかったとか。客席から「まこっちゃーん、頑張ってー!」と声援が。ハロコンでは有り得ない光景(笑)。


▼あと印象的だったのが、最後の曲を歌い終わってバンドがドシャメシャ鳴らして引っ張ってる時(あれなんて言うんだろう)、つんく♂先生ひたすら前方の方の客にピック投げ続けてたんですよね。 後ろの客はほったらかしにされた感じで、それはいかがかと思いました(笑)。ハロプロメンバーを指導する立場なんだから、そこはちょっと気になってしまいました。


ハロプロ言及は、「歩いてる」について「20枚目のシングルリリースです。気がついたらモーニング娘。に抜かれてたんですけどね・・・すいません(笑)」というのがあったくらい。
ゲストはひとりずつ登場。まず客席に挨拶して、つんく♂先生とちょっと喋って、歌って、また挨拶して退場と言う流れ。
裕ちゃんは、堀内孝雄の薦めで再始動という話の流れから、堀内作曲の「カラスの女房」。つんく♂先生はアコギ弾いてデュエット。MCは「再始動おめでとうございます」「つんく♂さんかっこいいですね」「今回始めてデュエットさせていただいて嬉しかったです」というくらいでサクッと終了
裕ちゃんが捌けて飯田さん登場。「デビューしたての頃、レコーディング中に足を開いて居眠りしていて怒られました、でももう大人になりました」「再始動の話が出たディナーショーは拝見していて、このステージに立てて嬉しい」。「無造作紳士」ではつんく♂先生は捌けて、たいせいのキーボードに合わせて。
ふたりともあっさり出番終了。シャ乱Qファンは生暖かく見守るという感じ。この後のビデオコーナー(まことによるグッズ宣伝)も含めて、メンバーの休憩コーナーという印象でしたね。隣の女性ふたり連れが裕ちゃんを「魔女みたいや!」、飯田さんは「かわいいなー」ってしきりに言ってました。


▼やっぱり自分の中では「つんく♂先生あってこそのハロプロ」というのがあって。単にジャンルの壁をブチ壊すってだけなら他にも出来る人はいるけれど、Jポップへの批評にすらなっていたあのダサさってのは代替不可能だし、なにより自分が中毒になってしまっているから。
シャ乱Qでの活動が復活の一助になれば良いなあ、というのはヲタのエゴまるだしなんだけど、やっぱり本音です。今後のリリース予定等不透明ではありますが、またあのギラギラしたつんく♂先生、あの「してやったり」って笑顔を見たい。とりあえず、「歩いてる」シングルは買うぞ!


▼以下箇条書き
・イントロで歓声が大きかったのは「上京物語」「シングルベッド」「ズルイ女」。大きい声援もらってたのはやっぱりつんく♂先生。
・「歩いてる」は当然ながらバンド仕様。
・ゲストコーナーの後の、まことのグッズ宣伝ビデオ上映。全部セット19200円とか。物販でも♂ネーム入りワイン6800円とか。携帯ストラップくらい買おうかと思ったんですが、2000円ではさすがに手が出ず。
・裕ちゃんと飯田さんは、それぞれ初代・2代目リーダーと紹介されてたんですが、だったら3代目も出せばいいのにねえ。
・客層は30〜40代前半くらいの女性がメイン。40代くらいの夫婦が以外と目に付きました。モーヲタが来てるかなと思ったんですが、明らかにそれっぽいのは10人くらい。
・贈花は以下の通り
シャ乱Qさん江 株式会社フジテレビジョン「めちゃ2いけてる!」スタッフ一同より
シャ乱Qさん江 読売テレビ 「West21」より
シャ乱Qさん江 毎日放送ちちんぷいぷい角淳一より
つんく♂さん江 吉本興業株式会社より
シャ乱Qつんく♂さん江 専門学校ESPエンタテインメントより
シャ乱Qはたけさん江 同上
シャ乱Qはたけさん江 (株)ESP 取締役社長 木村千代子より



セットリスト(狼からのコピペ)
01 上・京・物・語
02 そんなもんだろう
03 空を見なよ
MC
04 大阪エレジー
05 恋をするだけ無駄なんて
MC
06 歩いてる
07 SANAFE(つんく♂、たいせい)
08 カラスの女房
09 無造作紳士
まことのグッズ宣伝ビデオ
10 涙の影
11 My Babe
12 こんなにあなたを愛しているのに
13 パワーソング
14 18ヶ月
15 いいわけ
16 ズルい女
EC1
17 ラーメン大好き小池さん
18 シングルベッド
EC2
19 とってもメリーゴーランド

SPANK HAPPY活動停止。

aibomb2006-10-27

▼「うぎゃあああああああああ菊地さーーーーん嘘だと言ってぇぇぇぇぇ!!!」
というのは嘘で、音楽家としてよりも文章書きとしての菊地さんの方が好きな自分としては、そんなにショックという事はないのです。ラストライブが京都だったんで、せっかくだから見に行こうかなとは思ったけれど、実質30分で5500円は高いなーと思ってスルーしてしまったし。


▼ただ、モーヲタとしての自分には、スパンクスにちょっとした思い出があるのです。
去年の4月、菊地さんがJFNでやっていたラジオ「WANTED」に「矢口真里さんをSPANK HAPPYの4代目ボーカルにいかがでしょうか?」という趣旨のメールを送ったんであります。そのメール自体は読まれなかったんですが、数週間後の放送で「大阪恋の歌」を流した際、以下のやりとりが。

(前略)

菊地(以下菊) うん、電撃脱退した矢口真里って書いてあるよ
大谷(以下大) いや、電撃脱退したらしいんですよね
菊 僕ってこの人好きだったんだよ
大 ずーっと好き好きって言ってたよね
菊 言ってた言ってた


(中略)


菊 あー、やめちゃったんだね、ってのはどういう事なの?
大 あれですよ、もともとさー色々この、ゴマキのときでもキチンとして卒業した訳じゃない
  ちゃーんと丁寧に、段階踏んで、卒業、次のコンサート
菊 中退したの?
大 そうそう、次のコンサートで卒業ですみたいなのが、ちゃんとお膳立てして出てたのが、いきなり居なくなっちゃったんですよ
菊 それはなに、あのトラブルなの?アングル?
大 トラブルだと思う、だってもう次の週くらいにコンサート決まってたのに、それ出なかったっていう
菊 ジャケット写ってるよ矢口さん
大 だからそういうのもほら、アングルじゃないからこうさ
菊 あーそうかそうか
大 ガチだから
菊 ガチなんだ(笑)すごいなそれ
大 ガチでもう、辞めちゃったから
菊 ありゃりゃりゃりゃりゃりゃ
大 一切もう出ない
菊 あらららららら
  なんか、どっかが拾うのか、じゃ
大 えー、どうでしょうね
菊 SPANK HAPPYが拾うのか
大 そうそうそう、
菊 (爆笑)
大 見てぇ、すっげぇ見てぇ(笑)
菊 絶対あり得ないけどね、だけど俺もう興奮しちゃってもう何も出来ないよね(笑)そんなんなったら


(後略)

書き起こし全文はこちら

これはねえ、自分の送ったメールを菊地さんが読んで、それを受けての発言と取ってもバチは当たらんでしょう。そう思わせてください。中学時代から深夜ラジオのヘビーリスナーで、でも葉書やメールの類は出した事がなくて、初めて送ったメールが自分の好きなもの同士を結びつける発言を引き出したってのが嬉しかったんですよ。夢見させて。お願い。
当時はこのまま矢口は芸能界から消えてしてしまうものだと思っていたから、藁にも縋る思いの本気半分。以前菊地さんが「矢口かわいい」と発言していたとか(→参照)、「FOLK SONGS 4」の「中央フリーウェイ」でサックス吹いてたとか、それなりに繋がりはあったからネタとして有りだろうという計算半分。
今の矢口の仕事量なんて想像だに出来なかった、そういう時代のお話。


千奈美に、この後出した別のメールはちゃんと読まれました。おめでとう自分。イェイ!

10月15日 モーニング娘。コンサートツアー2006秋 〜踊れ!モーニングカレー〜 神戸国際会館こくさいホール

▼先週は月曜日にCKB、土曜日にシャ乱Qとおっさんバンドのライブばかり行っていた事もあって、とにかく「若い肉体はそれだけで説得力を持つ」という事実に圧倒されました。みんな動く動く。見ているだけで楽しい。
するとこちらの体も自然に反応するわけで。今の自分にとって、「踊り狂う」か「ただひたすら見とれる」というのが娘。コンの正しい鑑賞法なのかも。振りが全く体に入ってないし、ちゃんと見ておきたかったので、結局軽くリズムを取りながら見とれておりました。


▼今回のコンサートで自分が感じた娘。の魅力って、℃-uteのそれと近いのかも知れません。
℃-uteの魅力としてかつての娘。の様な物語性を挙げる人がいますが、自分はちょっとそれに違和感があって。まだ物語が始まっていないシンプルな存在であるがゆえに、ちょっとした声のニュアンスや身のこなしといった魅力が浮かび上がってくる。ベタな物語性に回収できない、瞬間輝いてそのまま走り去ってしまいそうなもの。それこそが今の℃-uteのかけがえの無さなんじゃないかと思うのです。
それに近い魅力を今回の娘。には感じました。もちろん、その輝きの持続力、暴力性には格段の差がありますが。
最近自分のハロプロに対するスタンスが変わってきたので、殊更にそう感じたのかもしれません。


▼とはいえ、そこにぶっとい物語の筋を一本通してくれたのがガキさん20日が誕生日って事で夜のアンコールはガキさんコール。なんでも、来週21日土曜日の福岡公演が直近だけど、そこはれいな凱旋とかぶるので、一部のヲタが協議して決めたとかなんとか。自分は最初意味が分からなかったんですが、そこはガキさんも同じだったそうで。スクリーンに映るおめでとうサイリウムを見てようやく事の次第を理解したそうです。EC明けにメンバー含めてのハッピバースデーを聴くガキさん、ほんとにいい顔してました。過去の様々な物語を纏っているからこその味わい。
だからか、その後歌った「歩いてる」の最大公約数的な歌詞も、ことのほか心に響きました。


▼昼は2階席だったんですが、最初好みの曲調が続いたこともあって、「やべえ!楽しい!」っていきなりテンションが上がって。でも、マンパワーあたりからちょっと失速したかな?と感じてしまって、中盤は割と平坦な印象。
ですが、夜は1階18列で体感距離が近かったせいか、昼ほどにはテンションを途切れさせずに楽しめました。終盤の畳みかけも圧巻。「セクシーボーイ」は勿論、「色じれ」まで名曲に聴こえてしまうほど(「セクシーボーイ」ってあまり評判良くない様ですが、自分はこれ、大好きです)。お約束の「青空」ではグッときて。
このあたり、今回自分が「グループとしての表現」よりも、「若い肉体の力」により一層の魅力を感じた証明なのかもしれませんね。


▼8人が密集体型を取った所をオペラグラスで見て、ルックスの隙の無さにビックリ。メンバーの意識の上でも、同じ方向を向いているというか、かなり凝縮された印象を受けました。8期オーディションはもうちょっと先でも良かったんじゃ・・・などと。


▼印象に残ったメンバー
・まずは亀井。春ツアーに続いて好調を維持しているようで。極太の描線を引くような、力感のあるダンス。ターンも誰よりも素早く、体のひねりも大きい。2階席からだと個体識別が難しいんですが、「あの娘すごい!誰だろ?」と思ってよく見ると、決まって亀井でした。ガタイが良いから見栄えがするってのもあるんだろうけど(笑)。
彼女の笑顔を見ていると、ロックボーカリストオーディションでつんく♂先生がなっちを評した「あの笑顔が恐い」という言葉を思い出します。もちろん良い意味で。
ガキさんはいつも楽しそうですねえ。
美貴様。れいなとのふたりMCで「元気になる瞬間は?」という御題に対して、「普段元気になる事ってない」とか。ヲタのブーイングを「まあ、聞きなよ」とタメ口で遮る美貴様がステキでした。
昼の部ではダルそうにしてて、「Thanks!」でも声が出てなくて、体調悪いのかなと思ったんですが、夜はバキバキに踊ってましたね。周りと良いコントラストになってました。ただ、夜も声はあまり出ていなかったので、喉に疲れが溜まってるのかも。
・れいなの「恋人は心の応援団」。なんじゃありゃ(笑)。れいなのアイドル属性を曲の中でここまで引き出したのって初めてじゃないかな?「表現の幅を拡げる」とか言って、いかにも♂が考えそうな事だと思ったんですが、どうなんでしょうか。
・高橋はもうそろそろ「恋ING」を卒業しても良いんじゃないかな。そのくらい大人びた印象を受けました。
・久住に少しづつ心のベルリンの壁を掘り崩されている件。


▼その他細々とした事など
・メンバーが出てきた瞬間、「あ、少ない」。このくらいが適正人数なのかな、とも思ったり。
・みんな良く声が出ていましたね。春と比べても、危うさを感じることが殆どありませんでした。
・最初の挨拶で特に声援が大きかったのは、亀井とれいな。
ハピサマで逆光になる瞬間があって、その瞬間のれいなのシルエットにゾクッとしました。
・「Yeah!愛したい」でスクリーンに映るトラボルタ@サタデーナイトフィーバーのシルエット、その頭は特大アフロ。あれ、ダンスマンだよねえ・・・。リリース当時からダンスマン臭いと言われてたこの曲、やっぱりなにか大人の事情があったのかと、改めて勘ぐってしまいました。
・「マンパワー」みたいな曲を成立させるには、矢口や石川みたいな、ある種狂気を感じさせるメンバーが必要なのかも。バカつんく♂(誉め言葉)の依り代としての娘。という問題。
・「チャンス チャンス ブギ」のハニパって指クルクル回す振り、ベリーズの「パッション E-CHA E-CHA」と同じでしたね。同じ人が振り付けてるのかな?
・「HOW DO YOU LIKE JAPAN」の振りが変わりましたね。春はCDほどのインパクトを感じなくてアレレ・・・と思ってたんですが、今回はガツンときました。
・ピンクなおふたりのアレ。現場で聴いた限りでは、前作ほどのインパクトは感じず。正直、ホッとしました。楽曲大賞で彼女たちの曲を2曲も入れると、さすがに正気を疑われかねないので。本末転倒。
・音響がとても良かったです。会場の良さもあるでしょうが、月曜日に同会場で行われたCKBのライブでは結構聞きづらかったので、スタッフの腕が良かったんでしょうか。GJ!
・客の入りは、夜は開演5分前の時点で3階席後方2列が歯抜けでしたが、当日立ち見券が出てたし、ほぼ満席と言って良いでしょう。親子連れはほとんど見かけませんでした。
・贈花はチェックし忘れ。


▼紺マコ卒業発表以降、娘。に対するテンションが下がっていて、楽しめるか心配だったんですが、いやー楽しかったです。大阪公演は行かなくてもいいかな、なんて思ってたんですが、夜公演終わった後は絶対行くって決めてたもの。


▼そう言えば、サブ厨を見なかったな・・・。

ごっちんは誰にでも触れられそうでいて、決して触れることの出来ない高貴なる存在なのだ。
あのジャケ写を「安い」とか言う人々は、ごっちんのオープンハートに目を眩まされているのだ。
万が一蛮勇を奮ってあのポコ腹に触れようとするならば、その不届き者の目は潰れ手足はもげ一生地獄の業火に焼かれるであろう。
所詮凡俗でしかない我々は、ただひれ伏しその恩寵の分け前をもったいなくも押し頂くのみ。
つまり、ごっちんは最高なのだ。




やっと、この場所に戻ってこれました。