5月7日 ハロ☆プロ パーティ〜!2006 〜後藤真希キャプテン公演〜

神戸国際会館こくさいホール
夜 15列 サブセンター

先週末のHPP神戸公演、夜だけ見て来ました。


見所は三つ。
①梨華乳が凄い
ののたんののたん
③時々さすがの切れ味を見せるごっちんのダンス
以上!終わり!

ほんとにそんな感じ。三好と岡田はあまり印象に残らず。コンサートトータルを作品として捉えるのでなく、局面ごとにヲタならではの微細な視点で楽しんで、後は割り切ってはしゃいじゃえば良いのではないでしょうか。
以下ネタバレありです。

       ∩
  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J

■合同カラオケコンがどんなものか分かって見に来てるわけで、その点文句はないです。関東・名古屋・大阪・宮城以外で単独コン出来るのが娘。だけという現状もあるしね。ただ、去年に比べても、もうちょっと改善する余地はあるんでないの、とは思いました。

■Wとして歌えないから、辻ちゃんの出番をつくるためにメンバーをシャッフルした曲を増やさざるを得なかった事、メロンと美勇伝の力量の差。このあたりはしょうがないか。後者については、踏んだ場数も武器になる曲の数も段違いだしね。そこを露出で埋めた感じ。

■去年のHPPは、松浦・W・メロンの7人のチーム感が凄かったんですよ。
例えば「笑顔に涙」。あやヲタには評判悪かった様ですが、あやヲタでない私には、メンバーが一体となって放つ幸福感と相俟って、まるでこの7人の為に書かれた曲なのではと思える程はまっていたんです。けど今回はそこまでのチーム感は感じられず。(後藤、(石川、辻)、(三好、岡田))こんな感じで。それぞれの曲に纏わる記憶を引き出す事でやっと成立していて、カラオケコンとしては美勇伝説Ⅰに次ぐ出来だったかと。

ごっちんが少し落ちてるように感じた。それともあれは、去年の秋から見せている「しっとり大人モード」ってやつなんだろうか?どうもうまくシンクロできないなあ・・・。
加護ちゃんの不在が気になったのは最初のうちだけで、途中から意識せず。けど、やっぱり辻ちゃん加護ちゃんとセットになった方が伸び伸びしてるよなって思ったのも事実。
ごっちんがもう少しテンション上げて積極的に絡んでいって、辻ちゃんがもう少し好き放題に掻き回して、三好岡田がもう少し見せ場を与えられて有機的に機能したら、もっとチーム感が出て良くなると思うんだけど。

■ごまヲタが結構優遇されたセットリストとする事も出来ますが、私はごまコンがきっかけでごまヲタになったクチなので、「進化し続ける後藤真希」を見たいという欲求が強い。なので、まあこんなもんだよね、というくらい。武器になる曲が少ない現状で、無理にソロコンやって欲しくないという思いもあるし、今は我慢の時期か。
自分が巡回してるごまヲタサイトでもそんな声が多くて(特にツアー序盤は悲痛な声が多かった)、逆に石川とか辻ちゃんのヲタは楽しんでる人が多いみたいですね。

       ∩
  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J


■じゃあ全くつまらなかったのかというとそうでもなくて、やっぱり好きなメンバーが一生懸命頑張ってる光景はそれだけでも楽しいものだし、数曲は印象深い曲もありました。
「Shall We Love」「オンナ、哀しい、オトナ」。この2曲はそれぞれごっちんのダンスと歌の力が炸裂していて、まあ、これが見れたから来た甲斐があったかな、と。距離を突破する力も格別。やっぱり今の自分は「ごっちん」より「ゴマキ」を求めてるみたい。
恋ING」。この3人がどうこうではなくて、辻ちゃんが歌い出した瞬間、娘。ドキュメント辻ちゃん加護ちゃんがカラオケで歌っていた光景がフラッシュバックして、無性に悲しくなった。
それ以外のカラオケ演目で面白かったのは、辻ちゃんの「ドキLOVE」くらいかな。

       ∩
  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J


■メロンが何故あそこまで育ったのか?助っ人として膨大な場数を踏んだからでは。
だから、このツアーを通して三好岡田のスキルアップに繋がり、石川と、あるいはごっちん辻ちゃんとの人間関係が密接になれば、このツアーやって良かったといえるんじゃないでしょうか。
辻ちゃんもステージに上がりにくい現状、こういう場は有難いはずだし。
■ツアー終盤になればもっとチーム感が出来てきて、MC等も改善されるだろうし(今でも相当いじってるらしい)、リピーターにはその辺の成長の跡が見えて楽しいんだろうな。

       ∩
  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J


■石川が前髪パッツンで、こりゃ柴ちゃんも突っ込みたくなるわなあと苦笑。この人には「手を抜く」という概念が無いんだろうなあ。
辻ちゃんが太って、腹の肉がベルトに乗って、実になんというかもうののたんだった。痩せてた頃よりずっと良いです。
■「ごまりかのの」にはさして「娘。」を感じず。フラッシュバックを期待してたんだけど。
ごっちんソロパートで暗転したらごっちんコール、アンコールで若干名のごっちんコール、終演後はごっちん最高に万歳。君ら相変わらずやね。
■3階までほぼ満席。定刻開演。
珍しくビジョンが設置されておりました。それって人件費が一人分・・・ゲフゲフゲフ。
花は「ハロプロやねん」と「ライフワーク株式会社 代表取締役 堀廣幸」から。スポフェスでスポンサーだったこの会社、社長がヲタだって噂があったけど、5人の中に推しがいるんですかね。ごまりかあたりかな。
■地元神戸でのコンサは04夏メロン@チキンジョージ以来2度目。見慣れた風景のそこここに武装したヲタの姿が。おらが町がエイリアンに侵略された気分(笑)。
会場周辺のヲタマナーは史上最悪。会場出てすぐの通路に座り込んで酒盛りやらトレードやら。地下街とか地下鉄の駅の出入り口なので、通行人の邪魔になりまくり。雨降ってて行く場所が無かったとはいえ、ちょっとひどかった。
■バッタ屋台のライブ写真、石川祭開催中。どんどん新作が追加されてる模様。

       ∩
  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J


以下、曲ごとの感想

01.「好きすぎてバカみたい」(全員)

髪下ろして、幼児体型もあらわな金ラメ短パンで身をくねらせるののたんは、なんだか凄い背徳感(笑)。最初ひとりで踊ってるんだけど、「早く他のメンバー出て来てー」っていたたまれない思いでしたよ。

MC

ごっちんが代表して挨拶。髪をストレートで下ろした辻ちゃんを弄ったり。

02.「来来!幸福」(全員)

メンバーが華やかな分、05秋ごまコンよりは楽しく聴けた。

MC(後藤・辻)

ごっちんに意気込みを訊かれた辻ちゃん「今日は、エロ〜ス」とM字開脚。髪型に触れて「どんな変顔よりも恥ずかしい」。もうすぐ19才という事で、大人っぽくしてみたそうな。

03.「一切合切 あなたに あ・げ・る」(美勇伝
04.「カッチョイイゼ!JAPAN」(全員)
05.「愛〜スイートルーム〜」(美勇伝

オペラグラスで梨華乳ロックオンだったんで、なにも覚えてない。「JAPAN」でごまののは出てこなくても良かったのでは。

06.「Shall we love」(後藤・辻・三好)
07.「オンナ、哀しい、オトナ」(後藤・石川・岡田)

MC(後藤・石川)

石川「昨日は休みだったので、家で料理していた」後藤「焼肉屋に行って、肉以外、サラダとか春雨とか冷麺とか野菜焼きを食べた。お肌のため」「化粧品とか洋服とかパンプスを買って、家で母親の前でファッションショーをした」石川「今度一緒に買い物に行ってファッションショーしよう」
キショかわいい石川に、んあっと流し気味のごっちん

08.「ドッキドキLOVEメール」(辻)

去年のHPPの「ね〜え」と言い、ワンダの「LOVE涙色」と言い、辻ちゃんは本当にあややが好きですね。そしてやっぱり歌がうまい。「辻ちゃんイチロー」説を思い出す。

09.「涙がとまらない放課後」(後藤・辻)
10.「大阪恋の歌」(後藤・三好・岡田)
11.「恋ING」(後藤・石川・辻)
12.「朗読〜愛の園 touch my heart」(石川・辻・三好・岡田)

正直、対処に困る。「大阪」冒頭の台詞は岡田。「恋ING」の最後は辻ちゃんがウィンク。

13.「スッピンと涙。」(後藤)

口さがない向きからは凡庸とか言われたりする曲だけど、やっぱり好きだわ。「女」を感じさせる歌声。「この曲の魅力を一番知っているのは俺だ!」なんて勘違いが出来る事の幸福。
05秋川口公演で聴いたとき、最後の「鼻をかんだら 思い出達と"バイバイ"して 帰郷るね」の所をシャウトする歌唱に違和感があったんだけど、今回の激しさは「CD以上、川口未満」といった所。この位なら許容範囲内。

14.「いつかきっと・・・ In my life」(後藤)

曲はすっかり馴染んだけれど、やっぱり歌詞と振りが・・・。

15.「ガラスのパンプス」(後藤)

新曲。本日最大のお目当て。ラジオ音源も回避して完全に初聴。噂では「エロ路線のダンスミュージック」らしく、以前から「後藤真希の『メス臭さ』と『殺気』と『身体能力』を生かした、『ごっちん』ではない『ゴマキ』な曲を!」と言い続けてきた自分としては、ドンピシャリ。文字情報だけ見ればね。果たして。
・・・曲、歌詞、振り、それぞれが微妙にずれてる様な。曲と歌詞が時代に寄り添っていないというか、「今」を感じにくい。振りも歌唱もごっちんのポテンシャルからすれば決してハードルが高くなくて、結果、凄みを感じ辛い。総じてもっさりしてるというか、第一印象はそんな感じ。
この路線を選んだ事自体は拍手したいし、何度も聴いてく内に馴染んでくるだろうし、現に音源リピートしてたら良い様な気がしてきたし、今後に期待。思えば「スッピンと涙。」も最初はブー垂れてたしね。
間奏で床をゴロゴロする振りがあって、エルダーの肉エロを思い出した。指を噛む振りも。

16.「やる気! It's easy」(後藤)

ちゃんと聴くのは何時以来だろう・・・。03秋を思い出しながら。

17.「抱いてよ!please go on」(全員)

全員登場でダンス合戦。これがもう大変。石川はウィンドミルみたいなのやって客に向かって大股開きするわ、三好は三点倒立するわ、岡田は尻と乳ブルブル震わすわ、辻ちゃんは側転するわ。やってる意味は良くわからんが、とにかく凄い気合いだ。

18.「遠慮はなしよ!」(石川・辻・三好・岡田)

メロンのスタンディングライブ行きてー!最前ブロックで揉みくちゃにされてー!と思った。

19.「スクランブル」(全員)

はいはい、覚悟してきたから平気ですよっと。やっぱり03秋を思い出してしまう。

20.「I WISH」(全員)

使い勝手が良いのは分かるんだけどね。実際それなりに成立しちゃうし。だけどやっぱり困ります。「でも笑顔は大切にしたい」は辻ちゃん

EC

辻「初めて全部の髪を下ろして、ちょっと女になったかなって(照)。これからもどんどん進化していきます!」
石川「娘。を卒業して一年経ちました。(梨華ちゃんコール)ありがとうございます!昼公演終わってメイク直ししてたら、スタッフと一緒に絵梨香と唯がケーキもって来てくれて、一周年おめでとうってお祝いしてくれて、嬉しく思っております。(頭を指して)時にはこんなお花つけちゃう石川に、暖かい声援をお願いします」
岡田「神戸、さいこうべ!」

21.「原色GAL」(全員)

正直秋田。ごめんね。

22.「手を握って歩きたい(Album Version) 」(全員)

良いアレンジだと思います!


うわ、なんかひどいな。自分が。ヲタならではのトリビアルな視点で楽しむ事も出来るんだろうけど、今はもっと開かれた、自立した表現を見たい時期みたいです。つまり、このコンサには招かれざる客だったと。一部除いて、終始フラットな気持ちで眺めてましたね。
しかし、梨華乳すごかったなあ・・・。なんかもうね、つついてみたかった。「JAPAN」2時間ひたすらリピートして欲しいとか思ったもの。正直、コンサートとしては一度見たら充分だけど、奈良も行こうかななんて思ったりしてる自分がいる。男ってバカだ。