後浦なつみコン@京都会館 2005年4月24日 昼夜

すごく楽しいコンサでした
ネタバレ全開
以下、箇条書きで




開演前
京都会館は深めのお椀を伏せた様な形。武道館みたいな。どの席からでもステージが近い。
・係員の対応は上々。キョードー大阪とは雲泥の差。
・客入れSEはバロック、古典派の曲がかかる


・ヲタの数は「ごまヲタ>>>なちヲタ>>>>>あやヲタ」って感じ
でもあやヲタがすごい頑張ってて、声援の量では負けてない。
ごっちんコールとなっちコールが競ってる間隙を縫って叫ぶあやヲタに笑った。
「ごなーっちん!」「アヤヤ!」「ごなーっちん!」「アヤヤ!」「ごなーっちん!」「アヤヤ!」
こんな感じ
・他のハロー系のコンサより、女性や一般客が多い。




歌ごとの感想
・DIN、あややが浮いてる感じ。しょうがないわな。
なっちと松浦じゃ、曲の切迫感に見合ったダンスのシャープさが足りない印象。
・原色GAL、03年秋のごまコン以降全てのごまコン・ハロコンで歌ってるんじゃないだろうか。
いい加減はずしてもいいと思うけど、一気に沸点に達するのも事実
・香水ラスト、松浦のフェイク見事。柴ちゃんとは比べるのが酷。
現役グループの曲を安易にカバーする悪習は定着してしまったのか。
・LATATAは無条件にかっこいい
ガタメキラ〜宇宙でLATATA〜EverydayEverywhere〜Magic of Loveと4ヶ月連続リリース当時のつんく♂先生の天才っぷりに呆然。
・ずっと好きでいいですか、純粋に歌唱力という点では、このコンサの白眉。
松浦の歌はハロプロで完全に図抜けてる。声量十分。何度でも聴きたいと思わせる多彩なニュアンス。
・ドキLOVEのフェイク、昼は途中で途切れて苦笑い。夜の部では歌わずに煽りのみ。
喉の不調か?と思うも他で異常は感じられず。念の為の自主規制かな?
・自分の中でDINは、7.30当時の大混乱の記憶と不可分に結びついた曲。故に当時の痛みの記憶が薄れた時点で本来のパワーは失われた曲。
モーニングコーヒーも同様。なっちが娘。を卒業した時点でもはや別物。悪くはないんだけどね。
・シャイニング、サビに入るグッと声が伸びる所、大好きなんで、ごっちんの歌で聴けて良かった。どうせならフルコーラス歌って、あやごま対決して欲しかった。
・なっちはやっぱりなっちでした。歌とダンスで傑出した二人に挟まれるとそうなってしまう。
新曲、ごっちんのさよなら〜・松浦のずっと〜に続くと、頭を抱える他なし
・LLCのイントロを聴く度、月亭可朝が出てきそうな気がする
このコンサで一番の見所と感じた。
これだけの為にもう一回見に来ても良い位。「この3人すげー」って思った瞬間。
ごまコンではシツレンジャーよりこっちをやって欲しい
年に1曲でいいから、ごっちんにこんな曲書いて欲しい・・・
・個人的に、手を握って歩きたいで03秋のごまコンを思い出し、スイッチが入る
・めちゃホリ・ピロリン・サマナイ・ラブマ、何も考えずに盛り上がればとても楽しい。
・でっかい宇宙、事前に聴いていたので落胆は無いが、やはり「またこれかよ!」との思いは拭えず。
けど何も考えなければやっぱり楽しい。




MCその他
ごっちんのダンスは大鉈でぶった切る感じ。凶悪なまでに別格。
松浦は柔らかに、大きくという感じ。
なっちは特に印象なし。「そこになっちがいる」という感じ。これも芸か。


・(・´ー`・)<裏なつみトークをしたいんですよ!
ガクブル
・昼の部、こだわりは指の出るスリッパという話題で
(ヲタ)<エーーーーーーーーーー!!!!!
( ´ Д `)<は?(素)
从‘ 。‘从<逆切れ(笑)
( ´ Д `)<ごめんねー
久々にキラーごっちんを拝見できました。


・なっち、背中に両肩をつなぐ様な形でテーピング有り


ごっちん、昼の部ではちょっとテンション低め。頑張ってるんだけど、上がりきってない感じ。
対して夜の部、途中から目に見えて表情が明るくなる。
ラストMCでは
( ´ Д `)<やっぱライブはいいねぇ!
と、完全にごまコンモードに。
松浦も、なっちのMCを強引に引き取って締めちゃったり。なっちはなっちで松浦の二の腕ペチペチ叩きながら積極的に絡んでいったり。
3人とも、夜の部は明らかにテンション高かった。


・押しメンがバラバラ故、PPPHが揃いきらず、結果歌が聴きやすかった。
・終演後、後浦なつみコールが起こってた。下手にヲタ対決を煽るより、よっぽど良い。コンサ成功の証。
・どん帳下がるの早過ぎでは。2階席からだと、挨拶途中で姿が見えなくなってたんじゃないかな。要改善かと。

・夜の部、PA卓の後ろで元ごまコン、現あやコンの舞台監督が見てた。
このコンサ担当って訳じゃなさそう。前日名古屋であやコンだったから見に来たのかな。
チラチラ様子見てたんだけど、特別なリアクションは無し。終演後はすぐ帰ったみたい。(9時半頃京都駅で目撃証言アリ)
こういう細かいフォローがごっちんの絶大な信頼を得る所以なんだろうな。




全体の感想
・めっちゃくちゃ楽しいコンサでした。
そりゃこの3人でこんな名曲群歌うんだから、楽しくない訳ない
さらに、ヲタ目線で3人の内面や人間関係の細部をいじくれば見所はたくさんある。
そいいう意味では、チケット代の元は取れたし、見に来て良かったと思った。
ネガティブな感想を多く書いてしまったけど、終演後はすごくスッキリした気分でした。


・けど、非ヲタに勧められる程の、この3人ならではの新しいなにかが生まれたとは言えない。
今年の正月ハロコンといい、松浦キャプテン公演といい、たまのお祭りなら良いけど、いつもこればっかじゃ困る。
これは過去の遺産と現有戦力で持ってるだけで、ここから何か生まれるとか、成長するとか言った要素が余りにも少ない。
松浦のソロコンの日程を削るなんて本末転倒。
高い能力を持つメンバー、すばらしい過去の遺産、目の前の集金しか考えてない事務所。
良くも悪くもハロプロの現状が正確に反映されたライブでした。


・矢口問題にも関わらずノリノリなヲタを見て、3人は何を思う?
見知った顔がなちあやにノリノリな風景にごっちんは何を思う?
こんな(失礼!)コンサにノリノリなヲタを見て、ごまコン舞台監督は何を思う?