Berryz工房「なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?」発売記念イベント 千里セルシー

Berryz工房なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?」発売記念イベントに行ってきました。

やっぱりベリーズのダンスはキレキレで、グループを感じられるっていいなぁ、オリジナルの歌を歌えるっていいなぁって思いました。
後は自分のベリーズに対するスタンスを再確認したり、イベントの在り方に疑問を感じたり。
先日のコンサには比べるべくもないけど、値段分は楽しめました。
まずは時間軸に沿って。備忘録も兼ねてるので、無駄に長いです。携帯から見てる人ゴメンナサイ。

開演前

・整理券配布開始時刻の11時頃、千里セルシー到着。ヲタの姿が見えないので間違えたかな?と不安になるも、広場に出た瞬間、ヲタの大群が。場数踏んでもこの瞬間には慣れない。
・今頃CDを開封してる人がチラホラ。握手会ありって聞いて、急遽参戦したのかな。握手会について事前のアナウンスがなかったのは、売り上げ次第でやるやらないを決めるって事だったとすれば、握手会実施はあまり売れなかった結果か。
・整理番号は1500番台。番号は1600番あたりが最後だったらしいので、かなり豪快な糞番。ベリコン、紳士的に見てたのに・・・
・先日の単独コンに比べ、女性や子供が目立つ。しかしメインは20台半ばかそれ以上の男性。他メンのコンサに比べ、ヲタの平均年齢は高め。美勇伝握手会に比べ、ヲタTシャツやハッピ、特攻服の割合かなり多い。
・通りすがりの女子中学生が「おっさんばっかやん」「小学生やのに?」「キモッ!」と正論を吐いて通り過ぎる。
・警備スタッフに老夫婦が「今日何があるのか」と訊いてた。「モーニング娘。と同じグループの・・・」と説明。まあ、ベリーズっつっても知らないよね。

開演

・MCは美勇伝握手会と同じ人。ベリーズ握手会東京の分もやってたそうです。UFAの社員だとか。ヲタの間では通称「アニキ」らしいです。
・ここでポジショニングの失敗に気付く。ステージが低くて、後方からだとほとんどのメンバーが胸から上しか見えない。へそ出し衣装だって途中まで気付かなかった位。キャプテンなんて池乃めだか状態。声はすれども姿は見えず。5〜600番以降は入場せず周辺の通路から見下ろす方が良いかも。千奈美に、座れるのは200番あたりまでだったそうな。
・諸注意をアナウンスしてる最中に突如歓声が。ステージ後ろのエレベーターでベリーズが降りて来るのが見えたらしい。アニキ苦笑。
・登場。いきなり「なんちゅう恋」ショートバージョン。
ソロパートは歌ってそれ以外は口パクかな?
・続いて自己紹介。中学二年になってハンドボール投げの距離が伸びたとか(キャプテン)、早起きして学校に行ったら創立記念日で休みだったとか(夏焼)。セルシーはショッピングモール内のオープンスペースなので、通りすがりの買い物客も多数見物している。そんな環境で作法通り大笑いするプレイはいささかハード(笑)
・次はメンバーから他のメンバーへの質問。質問した人の名前は伏せてあるんだけど、例えば「団子と煎餅が好きな中学生からの質問です」とか言うんで、結局茉麻だとわかっちゃうという趣向。
まずは茉麻から「好きなものと嫌いなもの、どっちから食べますか」。舞波は・・・覚えてない。ゴメン。菅谷は噛みまくりで意味不明(笑)。嗣永は「カレーにグリーンピースがのってる時は、グリーンピースだけ先に食べちゃいます」
次は菅谷?から「最終日に泣きそうな人は?」。知奈子と熊井が打ち合わせして、「ジャカジャカジャカジャカ・・・ジャン!!!」っと嗣永を指す。
次は嗣永から「いつも私ばかりモノマネされるので、他の人のモノマネをして欲しい」。キャプテンと夏焼と茉麻が出て来て、キャプテンがふたりを相手に「ちょっと待ってー」とメンバーを呼び止める嗣永のマネ。さらにそれを見て「ヤダー」と照れる嗣永のマネ。続いて夏焼が泣きながら挨拶する嗣永のモノマネ。小指が立ってるのがポイント。照れまくる嗣永。「私以外のモノマネって言ったじゃん!」とか言いながら。
・一般人の様子を窺うと、苦笑3割、固まってるのが7割って感じ。
・続いて「ピリリと行こう!」。東京では「ハピネス」だったそうで、イントロの波音でヲタから歓声。この曲はメジャー感がありますね。見物してる一般人に胸を張って「どうだ!ベリーズはこんないい歌を歌ってるんだ!」と自慢したくなる。現時点での代表曲か。
・秋の単独コンの告知。続いて「なんちゅー恋」のサビ前部分の振り付け口座。3回程やるも、実際にやるヲタが少なくて、いまいち盛り上がらず。ステージ見えないんだからしょうがないか。
・最後に「なんちゅう恋」フルバージョン。
・一旦はけた後、スポーツ新聞用と生写真用の撮影。そのまま握手会へ。

握手会

・並びは客席から見て キャプテン、千奈子、菅谷、嗣永、夏焼、熊井、茉麻舞波。順序は右から。
・ここで目立つのが、やはりというか、嗣永。誰よりも深く腰を折ってお辞儀しつつ、顔を上げて相手の目ははずさない。遠い場所からでも、「ありがとうございまぁす!」という高い声だけは聞こえてくる。ヲタの仕掛ける「ハッピー!」にも瞬速で反応する。今回の個人的テーマのひとつがハロプロ一のグリップ力を誇ると言われる嗣永との握手だったので、期待が高まる。
・お辞儀の深さは次の通り。嗣永>>>>>>>>>千奈子・熊井>>キャプテン・夏焼>>>菅谷>>>茉麻舞波
ベリーズは太陽に向かって立ち、直射日光を浴びる形に。途中からみんな顔は上気して、かなり汗をかき始める。しかし握手は休み無く続き、だんだん疲労の色が濃くなってくる。
・開始20分程で菅谷が振り返って係員に何事か訴え始める。笑顔がぎこち無く、つらそう。やがて一旦休憩。はける時、千奈子が手で顔を煽ぎながら、「暑いねー」って言ってた。キャプテンも汗だく。舞波は顔真っ赤。
小休止の後再開するも、以降3〜10分ごとに菅谷が後ろを向いてリタイアしてしまい、中断を繰り返す。主に位置が近い嗣永・千奈子・キャプテンが励ましてた。時々夏焼も。日光を避ける為、机を下げたり(ほとんど効果なし)、飲み物回し飲みしたり。
4回程同様の小休止をはさんだ後、いよいよ菅谷がやばい状態に。かなり騒然とした雰囲気で全員袖にはける。菅谷に肩を貸す嗣永。
・間を繋ぐ為、嗣永・千奈子・茉麻舞波が出て来て緊急ダジャレ大会開催。「パンを叩いたらパンと音がした」とか「下駄箱の中にゲ!タバコ!」とか、そんなの。
2巡した所で茉麻が「何がいいですかー」と客席に訊く。ヲタのリクエストで急遽モノマネ大会開催(笑)。このあたりで夏焼と熊井も出てくる。千奈子が「何もない所で転ぶ嗣永」。報復に嗣永が「嗣永の小指が立っているのを指摘する千奈子」。ハイテンションながら他愛ない、としか言い様が無いレベル。が、非常時特有のテンションでヲタ大盛り上がり。
・嗣永−千奈子ラインは、イベント全体通して始終熱かった。逆に、嗣永が出てくると茉麻は引いてしまう。舞波と熊井は空気。
・菅谷復帰して握手会再開。その後も終了まで小休止1回、全員はけたのが1回。全体通しては、記憶に残っている限りで5回小休止、全員はけての休憩が3回。
・緊急モノマネ大会が終わって再開したあたりで、私もステージ上へ。握手なしで帰ろうかとも思ったけど、やっぱり未練があったので。この判断についての非難は甘受します。
・さほど緊張する事もなく、スピーディーに握手。高速なので、「楽しかったです」「ありがとうございます」と伝えるのが限界。ベリーズもかなり機械的にこなす感じ。目を合わさずに握手して、「ありがとうございます!」と。舞波なんか握手する前から言ってるし。目を合わせないのは、人に酔わない為、意図的にやってるのかな?しかしこの過酷な環境を目にしては文句などあるはずも無く。
やっぱり一番強く握ってきたのは嗣永。と言っても、大人の握手には比べるべくもないレベルですが。キャプテンちっちゃ!手もちっちゃ!美勇伝と比べて明らかに小さな手に、ああ、子供なんだなぁ、と今更ながら感じる。
美勇伝の時程緊張した訳ではないし、手の感触は割りとハッキリ覚えてるけど、やっぱりその瞬間のメンバーの表情とか言葉は覚えてない。自分より大きな人の前に出るって事で、肉体的には余裕があっても、精神的には緊張してたらしい。
・結局一時間強で終了。最後に全員前に出て来て挨拶。晴れ晴れとした表情。ヲタ大きな拍手。走ってはけて、そのままエレベーターで最上階へ。屋上を走る姿が見える度、見上げるヲタから歓声が。
・イベント終了。

終演後

ベリーズが載ってたエレベーターに乗ってみる(←バカ)。夏焼と茉麻が寄りかかってたあたりに自分も寄りかかってみる(←バカ)。手を触れてたであろう手すりを握ってみる(←バカ)。空気を吸い込んでみる(←バカ)。ローティーンアイドルの痕跡で感じる幸せ、PriceLess。
ホンワカしてたら最上階に到着。出待ちに成功して満面の笑みのヲタ集団と思いっきり目が合う。
ベリーズががはけて行ったあたりを少し眺めて、引き上げる。


細かい点いくつか

茉麻はやたら楽しそうにニコニコしてた。今日の茉麻はやたら上機嫌。私の中で茉麻はいつも困ったような、不貞腐れたような顔してるイメージなんだけど、こうして見るとホントに美人さんだね。色白いし。二十歳あたりで凄まじい美人になってるかも。
・千奈子もニコニコ。この娘のスタイルの良さってすごいね。短く切ってパーマあてた髪は大人っぽく、でも年相応の幼さもある。ルックスでは今日一番印象に残った。
菅谷が調子悪そうな時、千奈子が手でパタパタ煽ぎながら元気付けてあげてる。他メンとの絡みを見ても、この娘はグループ内のキーパーソンなのかも。ルックス・メンタル共いい感じだし、次のシングルあたりで抜擢されるかも。
・夏焼のダンスはキッチリキッチリ決まっていて、それでいてちょっとした捻りが入っていたりして、見栄えがする。下ろし髪を乱れさせ、汗ばんだ顔に張り付く姿も艶っぽく。もはや完全にエースか。
割と大人びた、落ち着いたイメージだったんだけど、モノマネして大ハシャギしてる姿はやっぱり年相応。
・菅谷のダンスはやっぱり変。本人は何も意図してないんだろうけど、明らかに周囲と異質な動きが目を引く。才能としか言い様がない。
・嗣永はこのまま背が伸びないと、ちょっとつらいかも。後ろの方からだと、zeppの至近距離で感じた程のインパクトは感じられず。動きの質は相変わらず高いんだけど。大きい体はそれだけで説得力持つからね。れいなと同じ課題。今のうちに牛乳たくさん飲んどくべし。
モノマネではかなりいじられてて、おいしかった。ああいうタイプって往々にして同姓に疎まれたりするけど、うまく馴染んでるみたいですね。
・キャプテンはキビキビとしたスピーディーな動きでかっこいい。舞波と熊井は消えてた感じ。この辺はzeppと同じ。
・MCのアニキの仕切りが無ければもっと殺伐としてたかも。GJでした。



全体の感想

・やっぱり楽しかったのは歌とダンス。zeppでのコンサートの時と同じ感想になりますが、ベリーズというグループを感じ、オリジナルの歌を聴く。そんなシンプルな事が実に楽しい。
ただ、やはり先日の大絶賛は多少は至近距離のおかげもあったかな、とは思いました。楽しさとか切れ味は変わらないんですが、後ろに下がった分、圧倒的な熱狂に巻き込む力はきっちり減った印象。いかにして後ろまでエネルギーを伝えるか、ホールコンに向けての課題ですね。
娘。は1曲1曲に膨大な記憶がついてきますし、松浦は巨大な自我とそれを具象する圧倒的な歌唱力、ごっちんは凶悪すぎるダンス。それに対してベリーズの武器は、グループを感じさせる事と、疾走感だと思います。それはつまり、セットリストや演出が他のコンサ以上に大事だって事です。他メンの様に演出の不備を演者の力でカバーするのにも限界がありますしね。
・自分はベリーズのメンバーの素よりも、まずは与えられた役割をきっちり演じる姿、そこから浮かんでくるアイドルという職業に対する覚悟、意思の力に惹かれてるみたいです。だからか、フリートークやモノマネ大会には入り込みきれませんでした。楽しかったんですけどね。職業アイドルの仮面を被っててくれないと、ローティーン剥き出しではどうしても抵抗が拭いきれないのです。その辺り、ベリーズに萌えを感じてる人達とは違いますね。
・途中まではみんなニコニコでいい雰囲気だったんですけど、握手会序盤を過ぎたあたりから、ちょと凄惨な雰囲気になってしまいましたね。マナーの悪いヲタがいたって話も聞きましたが、最大の要因は天候かと。直射日光に向かって一時間高速握手じゃ気持ち悪くなって当たり前。野外の握手会は秋までは無しの方がいいんじゃないでしょうか。
思春期に深い森に入ってしまったハロプロ。メンバーは過去にも何人かいましたが、ベリーズもこれからまさにそういう時期に突入する訳で。過酷な現場に一抹の不安を感じたのも事実。
SPEEDみたいに早々と燃え尽きたりせず、末永く幸福な姿を見せ続けて欲しいな、と。

・ともあれ、やっぱり楽しかったです。ハプニングに対して弱気にならず、最後までやり抜こうと前を向き続けたベリーズのプロ根性に現場の空気はだいぶ救われました。
次にベリーズを見れるのは夏ハロです。どうかオリジナル曲歌ってくれますように・・・



最後に、これは私にしか分からない事なんですが。夏焼と、私の高校の同級生の森君(仮名、♂、万引きで停学歴アリ)がうりふたつだと言う事に気付いてしまったのです。それからは夏焼を見る度に笑えて仕方なくて。もう彼女を美少女とは思えません(笑)