7月10日 Hello! Project 2005 夏の歌謡ショー -'05セレクション!コレクション- 大阪公演


大阪城ホール

昼 アリーナ18列
夜 スタンドAブロック8列


楽しかった!ハロプロ。のマンパワーの充実ぶりを再確認。セットリストはいつも通りのグダグダっぷりでしたが、それを補ってあまりあるものを見せてもらえました。特に春ツアーが良かったと思う娘。本体ヲタは必見。
とりあえず一度は見ておく事をお勧めします。ハロコンですから新しい何かが生まれる訳ではないですし、100%満足とはいかないかも知れませんが、見るべき点はたくさんあります。冬ハロよりはかなり工夫の跡が見られますし。
ミクロな視点で観察したい人は花道目前のスタンド席か、アリーナ前方又は花道脇席へ。ハロプロ。や娘。というグループを感じたい人はスタンド席がいいと思います。
まずはセットリストに沿って、最後に全体の感想を。以下、ネタバレ全開





(改行)






大阪城ホールは04春娘。コン、04夏ハロコン以来。ヲタ向けのバッタ屋は少し減ったかな?雨のせいかも知れないけど。
・一年前に比べて、特攻服着た強面やイケメン風のヲタが減って、所謂Aボーイの割合が増えた印象。会場前でのヲタ芸大会もなし。彼らを全肯定する気はないけど、ちょっと淋しいのも事実。
・親子は昼は1割以上。最近ではかなり多い方。夜はほとんど見かけず。親子を除く非ヲタ一般人はほとんど見なかった。ヲタは20過ぎから高齢ヲタまで満遍なく。女ヲタが多かった。
・城ホールの係員は接客態度が上々なので気持ち良いです。キョードー大阪とONEtoONEがひど過ぎるんですけどね。
・客の入りは昼は95%以上、夜も90%は入ってました。特に昼は空席探すのが難しいくらい。ただし、バックスタンド(I〜Mブロック)と、HブロックとNブロックのメインステージ寄り2〜3割、BOX席の前半分に暗幕が。スタンド席は7割使ってるかどうか微妙。夜はさらに全体の最上段3列にも暗幕。座席表はこちら
・ステージはコの字型。メインステージ両端からスタンドとほぼ同じ高さの花道がアリーナ中盤(25〜30列くらい?)まで。先端に4人くらい踊れるサブステージあり。スタンド最前は神席。
・外周花道有りとの噂を真に受けて夜公演スタンド席8列目チケを入手するも、花道が途中で切れてて不発。サブステ近かったからいいけど。逆に昼公演は適当に落札したアリーナ席が花道・サブステ横5列くらいの良席に。
・花はハロプロ宛に「ソニーミュージックディストリビュート代表取締役」「江崎グリコ」「ハロプロやねん!」「っちゅ〜ねん」から。まこと宛に「読売テレビWEST21」から。


まずはセットリスト順の感想
まずは昼から。昼夜で印象変わったとこだけ、最後にまとめて追記

昼公演

・客入れSEは落ち着いたジャズ。
・オープニングVは007のパクリ。オースティンパワーズみたいな曲に乗せて。メンバー紹介部分でいきなりまことと矢口が登場。歓声はごく普通。多くもなく、少なくもなく。意表突かれた感じ。私はいきなりだったので声が裏返ってしまいました。


1.ハローのテーマ(全員)

・60〜70年代風のサイケなワンピースに大きなサングラスをしたメンバーがモデル歩きで続々登場。ピチカートファイブみたい。ツアータイトルの「コレクション」って、「パリコレ」なんかの「コレ」だったのね。サングラスのせいで誰が誰だか。しかし、すごいワクワクする。一工夫してコンセプトらしきものを付け加えるだけで、こうも違うのか!上々の滑り出し。


2.恋のテレフォンGOAL(全員)

・やっぱりかー。ちょっとがっくり。ハローのテーマからの繋ぎは悪くないんだけどね。
・昼は花道が至近距離だったので「あ、あいぼん美貴様!がきさん!さゆー!あ、あのちっちゃい娘は、くすみーん!!!」こんな感じ。さゆの右太腿裏に虫刺されの痕が。
・歌いだす前にサングラスをお尻のポケットにいそいそとしまう仕草がかわいい
・足上げるとこでついスカートの中覗いてしまう。(←バカ)
・目の前に美貴様がいたんだけど、テンション抑え目ながら、ニコニコと愛想良く。
・久住はバタバタしてる感じ。


3.THE マンパワー

・やっぱりかー。さらにがっくり。
・歌自体は特に印象なし。
・「なちのの」や「りかしば」といった明らかに狙った2ショットが歌パートに多く、必然的にもビジョンにもよく映る。


-MC-

・矢口とまこと登場。まずまことが自己紹介、そして

まこと「そして最近ではバラエティー番組等で大活躍のこの方」
矢口「みなさんにはご心配をおかけしましたが、心機一転司会としてハロープロジェクトのコンサートに参加させていただきます、矢口真里です。よろしくお願いしまーす」
ヲタ大歓声
まこと「はいー、ということで、ハロプロメンバーが一堂に会する・・・」

って感じで、意外なほどサラッと流してしまいました。周囲のヲタも特に騒いだり激しく突っ込んだりする事も無く、暖かく迎える感じ。続いて行われるメンバー紹介に自然に盛り上がってました。私は勝手にテンパッてたので、拍子抜け。
こちらが反応する暇を与えずサクサク進行した事務所側の作戦勝ちなのか、それとも多くのヲタの間で矢口問題は過去の問題として消化されてしまっているのか、あるいはどう反応したら良いかわからず戸惑っているのか。現場では判断出来ず。
・菅谷欠席との事。ヲタの悲鳴がこだまする。事前に告知できないんでしょうか。
・改めてメンバー紹介。声援が大きいのはなっち、ごっちんあやや、W、娘。


4.21時までのシンデレラBerryz工房

・完全に初聴でしたが、音が割れてて聴き取れず、良し悪しは判断出来ず。
ベリーズは盛り上がる系の曲が続いたので新曲はバラードかな、と思ってたんですが、違いましたね。間奏がいかにも、という感じ。手が込んでますね。サビはベタ。
・嗣永は今日もあざとさ全開(誉めてる)。夏焼はエースの貫禄十分。キャプテンはやっぱりキビキビと。目に留まるメンバーはいつもと変わらず。


5.ひとりじめ(美勇伝

・これも初聴。売れなさそうな曲だな・・・と思ってしまう。過去3曲とのバランスから言えば、今回は抑え目の曲でいいんでしょうが。
・石川のルックスがえらい事に。卒業して2ヶ月、錆び付くどころかますます向上してる。ダンスも凄い。例えば顎をクッと上げる振りのカッコよさが三好・岡田とは段違い。ちょっとしたひねりや工夫が突出してる。アイドルとして天才。出番が少ないのが惜しい。
・岡田はクネクネしてて面白い。みうなと近いタイプ?三好は影が薄い。


6.夢ならば(安倍なつみ)(夏焼を除くBerryz工房

ベリーズ美勇伝と比べると、メジャー感がすごい。一瞬で大会場を掌握するパワーはさすが。前2曲に比べて聴きなれてるってのもあるかもしれないけど。ふれあいコンが批判されたり対世間的に厳しいことになったりしてるけど、いやいや、なっち恐るべし。
・髪伸びましたね。歌ってる最中に右の肩紐がはずれるハプニング。動じることなく自然に直してました。
・バックの嗣永が面白い。お祈りする振りがあるんだけど、そこでもあざとさ炸裂(誉めてる)。嗣永は大物と組むと良い味出しますね。なぜか「下克上」って言葉が浮かぶ。


7.オンナ、哀しい、オトナ(セクシーオトナジャン

・夏焼のボーカルが凄みさえ感じさせる。以前、「この曲の腰の座らない、無理に淫靡を演じた歌声が好き」って書きましたが、それってほとんど夏焼のパートだったみたい。
・村上はダンスが凄い。ぶれない、ひねりも入らない、バランス感覚に富んだ非の打ち所の無いキレイなダンス。そのまま教則ビデオにしたいくらい。このシンプルな美しさはハロプロ。では他に類を見ないタイプでは。ハロプロ。ではダンスのうまい娘程オーバーアクション気味のひねりをいれる傾向があるけど(ex.高橋、石川)、村上は敢えてひねらないダンスを指導されてるのでしょうか。タイプは違うけど、才能だけならごっちんを凌ぐかも?将来が楽しみ!


8.SEXY NIGHT〜忘れられない彼〜(加護、紺野、斉藤、松浦、岡田)

・いい流れだったのに、ガックリ。
加護ちゃんと斉藤さんがRAP隊。斉藤さんが一人で圧倒的にSEXYを担当。加護ちゃんはこの手のSEXYを演じても笑いにしかなりませんね。加護ちゃんの色っぽさは悲しみを赦し、受け入れた時に発動されるのだ!
あややもテルテル坊主風のワンピースのせいか、セクシーさは感じられず。肉エロやった後じゃしょうがないか。


-MC-

まこと「はい、ここでは、こちらのメンバーをセレクションアンドコレクションしてみました」
中澤「はい、中澤裕子です」
飯田「はい、飯田圭織です」
石村「はい、Berryz工房石村舞波です」
矢口「はい、矢口真里です」
中澤・飯田「わ、おった!」
矢口「いてるよ!」
中澤「いてたん?あんたな」
矢口「はい、はい」
中澤「ホント、急にモーニング娘。辞めたりしたら、もう、ビックリするやんか〜、なあ〜」
ヲタ盛り上がる
飯田「ビックリした」
中澤「ビックリした?した?した?」
飯田「うん。した、した」
矢口「すいません、お騒がせしまして」
まこと「まあまあま、みなさん、ここはですね、石村が先輩のみなさんに質問があるという、そういうコーナーなんですが〜」

って感じで、ここでもあっさりと。ヲタはリアクションする隙すら与えられなかった感じ。矢口問題についてはまとめて後述。
以下のやりとりは要点のみ書き起こしています

石村「どうすれば中澤さんや飯田さんみたいに美しくなれますか」
矢口「石村ちゃん、矢口の名前なかったのがちょっと残念ですが」
中澤「おいくつ?」
石村「12です」
中澤「おーっ、あと何十年かすればこうなれるわ」
飯田「自分のこと美しいと思ったことがないんでわかんないんですけど」
ヲタ「エエエエエエエエエエ」
飯田「フフフッ、ありがとうございます。喜んでいいんですよね、このリアクションは。ありがとうございます!恥ずかしくなってきた」「純粋な気持ちって言うのは表情にでるでしょ、だからいつまでもピュアな心を持って大人になって下さい」
石村「はい!」

修羅場に放り込まれた舞波


9.スッペシャル ジェネレ〜ション(亀井、久住、アヤカ、みうな、三好、梅田、矢島、萩原)

ベリーズの曲はやっぱりオリメンで聴きたい・・・。やっぱ良い曲だなーという以上の印象はなし。ヲタは盛り上がってる。「ス・ペ・シャ・ル・ジェネレーション!」
・矢島と梅田が目立ってた。矢島は過剰に大きな振りで、ひねりもたっぷりと。目を剥いて迫力十分。この娘、面白い(笑)。明らかに無駄な力入りすぎなんですけどね。大きな娘にありがちな窮屈さ(ex.茉麻や飯田さん、かつてのよっすい〜etc)とは無縁な娘。
梅田は手足も胴も長くて見栄えがする。動きはきれいで確かなセンスを感じさせるけど、いかんせん、動きが小さい。窮屈そう。もうちょっと踊れると思ってたんだけど・・・。たまたま体調が悪いのかも知れないけど。あの顔立ちはハロプロ。唯一。独特の存在感を生んでますね。
二人とも、これからが楽しみ。


10.人知れず 胸を奏でる 夜の秋プリプリピンク

・メインステージ向かって左側のサブステージから登場。
・裕ちゃんへの声援多目。
・圭ちゃんって近くで見るとスタイル良くて、すごいいい女。普段の扱い見てると気がつかないんですけどね。フェイクも見事。右ふくらはぎ裏に虫刺されの後。


11.愛の意味を教えて(W)(鈴木、中島、岡井、萩原)

キャプテン公演に引き続き、泣きそうになる。奇跡としか言いようがない。ピストルさんが書いてた「Wと離れ離れになるつんく♂の思いが込められた歌」説を思い起こすと、なおの事。過ぎ去る事はわかってる。でも、まだもうちょっと。
・「たこ焼きなにをかけますか〜」加護「ポン酢かな!」辻「ソースでしょ!」
・萩原ちっちゃ!半ズボンにショートカットの岡井は正しい男の子って感じ。中島は地味。鈴木が大きくなりすぎたとかいう噂聞いて心配だったんですが、全然そんな事なかったですね。目の力も相変わらず。


12.スッピンと涙(後藤真希

・向かって右側のサブステから登場。花道を歩いて、メインステージについたあたりで歌い終わる。やっぱり歓声が大きい。
・やさしく情感を込めて。好きな歌い方。テレビやCDと歌い方変えた?しかし、ぶつ切りのセットリストの中ではいまいち歌の世界に入り込めず。
・コンサートで原色GAL歌わなかったのって、03秋のリリース以来初めてじゃないだろうか。


13.抱いてよ!please go on(後藤真希)(村上、夏焼、梅田、矢島)

本日最大のサプライズ!!!!実はギックリ腰で立ってるのもつらい状態だったんですが、んな事どうでもいい!腰壊れてもかまわん!バックダンサーのキッズも視界に入らん!城ホールは一気に沸点に!ヲタ回りまくり!春ツアーの仇をハロコンで討つ!ごっちんカッケー!!!


14.カッチョイイゼJAPAN(Drums.まこと、吉澤、辻、新垣、道重、村田、大谷、あさみ、キッズ数名)

・イントロと共にステージ上のセットの正面が割れて、ドラムセットと共にまこと登場。コントでも始まるのかと思った。状況を把握したヲタ大盛り上がり。ハロメンが出て来て歌い始めるも、もはやまことしか見えない(笑)。まこと専用カメラまで付いて、ビジョンにまこと大映し。わざわざドラム多めにアレンジ変えてるし(笑)。ごっちんで温まった空気がさらに盛り上がる。このあたりがひとつ目のピークか。まことがハロコンでこんなに声援受ける日が来るとは・・・
・「愛があるから今がある」は鈴木。神様はそんなの歌うために君に歌の才能を授けたのではないのだよ・・・。


15.This is 運命メロン記念日、その他大勢)

・これはないよー。周りでもエエーって言ってたヲタ多数。メロンのアイデンティティーとも言うべき曲であり、こんな大人数で歌う歌ではない。アンセムに安易に手をつけるべきではない。こりゃ、ごっちんスクランブルが使われるのも時間の問題だな・・・。メロンの表情が浮かなかったのは気のせいではない、と思う。盛り上がってたけどね。
・あっちゃんはステージ中央で指揮棒を振る、おいしいのかおいしくないのかよくわからない役回り。
・「3・2・1カモン!」は久住。


-MC-

まこと「かっちょいいぜJAPANもなかなか凄かったんじゃないですか」、ヲタ大歓声、矢口「まことさん、まことさんのあのドラム、滅茶苦茶カッコよかったですよねぇ!」、さらに大歓声


16.悔し涙ポロリ(小川真琴、前田由紀

・うわー。
・モンドなんだけど、予想以上にはまる。小川の西川口テイスト故か。金髪も、ちょっと低いボーカルもこの曲にはピッタリ。ちゃんとオーラ出てるし。ああ、この娘は実力派だったんだよな、と思い出す。
・デビュー以来最高のハマリ役じゃないかな。これぞミラクル。カバーの醍醐味。まあ、4年やっててこれが最高ってのもどうかと思うけど。


17.印象派 ルノアールのように(エレジーズ

・向かって右サブステで最後まで歌う。
柴ちゃんの確変は継続中。キレキレ。しかし、高橋と比べるとスピード、決めのカッコよさで負けてるのは否めない。やはり才能と基礎訓練の差か。現実は残酷。


18.ずっと好きでいいですか(松浦亜弥

・いつものあややでした。声は澄んで、良く出てた。ツアー終わって休養十分だからかな。
・向かって左サブステから花道を歩きながら。


19.ね〜え(松浦亜弥)(℃-ute

・村上、矢島、梅田ばっかり見てました。ごめんなさい。
・梅田の顔芸がなんか可笑しかった。ああいう顔立ちの娘だけに。


20.LOVEマシーン(中澤、飯田、安倍、保田、後藤、石川、辻、加護)

・最初照明が落ちてて誰が歌うか見えないんですが、イントロで娘。卒業組と気づいた会場が大きくどよめき、歓声が拡がってゆく。
・「ディアー」「Disco!」「どんなに不景気だって」「み・だ・ら」「Dancing all of the night!」オリジナルを聴ける幸福。
・矢口・・・
・石川が一番目立たない。それは悪い意味ではなく、違和感が無いという事。他のメンバーは卒業メンバーというイメージがはっきりしているが故に違和感がある。そんな中、石川だけ自然に馴染んでるんです。ああ、自分はまだ「モーニング娘。石川梨華」を引きずってるんだな・・・と。


-MC-(中澤、飯田、安倍、保田、後藤、石川、辻、加護)

・これからもこの歌を歌いついで言って欲しいとか
・次の曲紹介、加護ちゃんが過剰にムーディーな読み方をして客席が沸く。そういう曲じゃないんだけど成立させちゃうあたりはさすが。


21.色っぽいじれったい(モーニング娘。

・出だし、久住と亀井のブレスの効いた台詞が鮮烈。久住はルックスだけなら違和感なく溶け込むレベル。即戦力。
・この曲は前日ヤンタンで聴いたのみ。大阪恋の歌を初めて聴いた時と同じ印象。こういうのをやりたかったんだろうな、というのはわかる。けど、こじんまりとしちゃってる。つんく♂マジックは起きてない。曲次第では爆発する潜在能力はあると思うけど・・・。
・ステージ真上のカメラからのショット、フォーメーションを見せてかっこいい。
・ヲタ盛り下がり過ぎ。


22.真夏の光線モーニング娘。

・イントロで一気にテンション上がる。今の季節にあった、良い選曲。
・けど、確かに娘。なんだけど、かつてこの曲を歌っていた娘。とは明らかに違うグループ、故にグループに曲がフィットせずに違和感を感じる。


23.ハッピーサマーウェディングモーニング娘。

・真夏と同じく、幸福感はあるんだけど・・・。
・さゆは相変わらず元気いっぱい、体をいっぱいに伸ばして踊る。ただ、いつも程「かわいいかわいいオーラ」が出てなかった様な。かわいくないんじゃんくて、意図して出してなかった様な。久住加入で新しいキャラを模索してるのかな?こないだのハロモニ。で「もううさちゃんピース痛くない?って言われた」って言ってたし。
・久住はバタバタ頑張ってるだけという印象。ガキさんの笑顔素晴しい。亀井は小悪魔。「紹介します〜」の台詞はよっすぃ〜
・高橋は完全にエースの自覚に目覚めましたね。前に出て来る時も風格十分。迷いも遠慮も無い。「(目をそらしつつ)一生懸命・・・、(カメラ目線で)恋、しましたっ!」いつの間にそんな小技を身につけたのやら。


24.大阪恋の歌モーニング娘。

・最後までHAPPYな曲で押し通した方が良かったのでは。
・けど、真夏・ハピサマに比べたら、曲とグループがぴったり一致した感じを強く受ける。


25.Magic of love(中澤、飯田、安倍、保田、後藤、稲葉、アヤカ、メロン記念日、前田、松浦)

・ラストスパート、まずは年上組から。
・この曲大好きなんで一気にテンション上がる。
・最初ステージ最上段になっちだけが現れて、徐々に他のメンバーも現れるという趣向。ステージ正面が割れてあっちゃんが登場した瞬間のゴージャス感たるや!フェイクで絶唱するあっちゃん!最高にかっこいい!鳥肌が立つ!ああ、ハロプロ。はかつてこうだったんだ・・・。「あの時代」を知るお姉さんチームが繰り広げる光景に言葉を失う。回顧ヲタとしてはここがピーク。


26.やる気!It's easy(モーニング娘。、W、カントリー娘。美勇伝Berryz工房℃-ute

・続いて年下組
・さわりだけ歌って退場するごっちん。そりゃないよ・・・。
・村上・梅田・矢島にどうしても目が行く


27.GoGirl〜恋のビクトリー〜(全員)

・全員登場。盛り上がりますね。そんだけ。


-MC-

・メンバーごとの挨拶。ビジョン用のカメラが全くメンバーを追えてない。打ち合わせ不足。


28.ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!

・この曲はまだ磨り減ってない。
・目の前のサブステに後浦なつみ+村上という布陣でお腹いっぱいでございます。
・サブステへの往復の花道でごっちんあややが始終手をつないでLOVELOVEでした。ANNといい、最近急接近してるのかな。
・昼夜共、ハウリングしすぎ。


・ALL FOR ONE〜のカラオケにのってメンバー退場。
・なっちと裕ちゃんが身を乗り出して手を振ってくれる。
・追い出しSEはALL FOR ONE〜をピアノ・木琴・ベースで演奏したもの




・昼公演終わった時点では、楽しいけれどこんなもんだろうな、という印象。従来のハロコンカラオケコンを足して2で割った、良くも悪くもバラバラなコンサート。大乱舞よりは考えた痕があるけど、全体を通して貫かれる明確なテーマなどは無い。至近距離で凝視したり、推しメンに注目したり、小ネタを楽しんだりする以上のものではないなと感じました。
・で、夜公演。私の場合、往々にして昼夜で印象が変わる事が多いです。スロースターターだからってのもありますけど、昼公演でどんなコンサートか把握してそれに合わせて照準を絞り直す為、夜公演の方がより楽しめる事が多いのです。メンバーも夜の方が力を出し惜しみせずテンションも高いですしね。今回も夜公演の方が楽しめました。以下、昼と印象が違った点、特記したい点のみ追記。



夜公演


・夜公演は後方のスタンド席。一瞬での固体識別は困難。ステージ全体を捉える事をテーマに、オペラグラスと肉眼で交互に鑑賞。
21時までのシンデレラ。距離を突破して力を伝える点で、夏焼が一歩抜きん出た印象。明確な型を持つ強みか。嗣永のあざとさ(誉め言葉)は本来マイナーな芸なので、距離があるとつらい。
・最初のMC、矢口の自己紹介は昼と全く同じ。ヲタも夜よりは多めの拍手と歓声で迎える。やっぱり昼はどう反応したら良いのかわからなかったのかな。緊張感は殆ど無い。
・オンナ、哀しい、オトナ。3人のバトルが凄いことに。スローテンポで音を外さず、ぶれすぎずに歌うのって、実は結構大変。3人がより高いレベルを目指してギリギリまで頑張るもんだから、夏焼が2回声を擦れさせてしまう。しまった!という表情。村上もなんとかまとめるも、結局美貴様が城ホールを制圧。貫禄勝ちか。最後のあいさつの時、美貴様の「やりきった!」って表情が印象的。
村上が最後のフレーズをカメラ目線で歌うんだけど、前髪が目にかかるあたり、04冬ハロZYX白いTOKYOの「今日も好きだよ」を思い出す。私が村上好きになった瞬間でした。
・2回目のMC。

まこと「という事でですねー、こちらのメンバーをセレクションコレクションしてみました」
中澤「はい、中澤裕子です」
飯田「はい、飯田圭織です」
舞波「はい、Berryz工房石村舞波です」
矢口「(作った高音で)はい、矢口真里です」
ヲタ、一際大きな声援
中澤「わ、おった!」
矢口「いたよ!」
中澤「(猫撫で声で)ていうかやぐち〜、なんであんたモーニング娘。やめたの〜」
ヲタ歓声、ホントだよ〜って感じで泣き笑いに近いかも
矢口「ああ〜」
中澤「(チャキチャキ声で)いきなりそんな事すると、ホントに私、ちょっとショックで倒れそうやったから!」
矢口「すいません!」
飯田「私もー、心臓止まりそうだった」
矢口「あっ、私も、ビックリしました」
ヲタ歓声、おまえもかよ!
中澤「おまえもか(笑)」
まこと「まぁまぁまぁ、お姐さん方、このコーナーはですね・・・」

ヲタは「グダグダやなぁ、これでいいのかぁ」とか思いつつ好意的に受け入れて、そのまま進行に乗ってく感じ。昼より反応大きかった。

以下のやりとりは要点のみ書き起こしてます。

舞波「どうして芸能界では先輩の事を姐さんとか師匠と呼ぶんですか」
矢口「おー、あるある。おー」
中澤「師匠は偉い人だからと思うんですけど、姐さんは、単なる、年上だからじゃないんですか?・・・(客席に反応して)年?」
ヲタ大笑い
矢口「なんでもないよ、なんでもない、なんでもないよ、はい、はい」
まこと「じゃあ、飯田さんどうですか(笑)」
飯田「そうですね、年を聞かれてビックリするのもイヤなんですけども、(裕ちゃんが反応して、ヲタどよめく)でも私自身は結構ハロープロジェクトでは上の方になってきたんですけども、もう最初は飯田さんって呼ばれてたんですけど、もうかおりんとしか言ってくれなくて、さんもつけてくれません、みなさん」
ヲタどよめく、うわ来たよ・・・
中澤「あれ、質問の意味が変わっていませんか。それは、飯田さんの愚痴ですよね」
矢口「(笑)」
飯田「ああ、そうですか」
矢口「あれ、質問なんでしたっけこれ」
まこと「石村さん、デインジャーな質問、してしまいましたね、今日はねぇ、なんか」
矢口「(笑)解決しましたかね、」
石村「・・・・・・はい(笑)」
飯田「でも、うらやましいんですよ。さん付けられてるんですよ、いっつも」
中澤「もう終わりました」
矢口「(笑)」
ヲタ大受
飯田「うらやましいんですよねぇ・・・」
まこと「・・・・・」
矢口「・・・・・」
まこと「はい、まだまだ色んなメンバー、セレクションコレクション取り揃えております!」
矢口「続いては・・・」

年齢ネタと電波キャラ、伝家の宝刀揃い踏み。


愛の意味を教えて!。「たこ焼きなにをかけますか」加護「ソースでしょ!」辻「そーすねぇ!」
・抱いてよ!please go on二の腕攣りそうになりました。
・カッチョイイゼJAPAN。やっぱり盛り上がる。会場のエネルギーがまことひとりに集約される。こんな所でつんく♂マジック発動せんでも・・・。
印象派 ルノアールのように 。夜は会場全体かなり盛り上がった。Daichiってライブで盛り上がる曲書かせたらたまに大当たりするけど(ex.GoGirl、抱いてよ!please go on)、この曲もそうかも。気合入ってキレキレの柴ちゃん、それを上回る高橋。田中もいいんだけど、やっぱり体の小ささはライブではハンデになってる。けど高橋だって大きくはない訳だしね。才能と基礎訓練の差はしょうがないけど、なんとかミラクル起こして欲しいところ。
・ずっと好きでいいですか。夜の部の歌唱が凄まじかった。意志、知性、技術、巨大な自我、これらが揃って初めて可能になる、細部までコントールされた鬼気迫る歌唱。宗教めいてますけど、ほんとにそう感じるくらいすごかった。何があったんだろうってくらい。
LOVEマシーン。なっちがハイテンション。昼夜通して、なっちからは「ステージに立てる喜び」が溢れてました。災い転じて福となす、か。
圭ちゃんが生き生きしてた。「圭ちゃん」っていうより「ヤス」って感じ。これ、同じ様で大きな違いだと思う。
・昼と夜、一番印象が違ったのが娘。でした。技術レベルは決して高くない。ダンスはいまいち揃ってないし、歌唱力も往時に比べて決して高いとは言えない。けど、一人一人が前に出て行く強い気持ちが半端でなく伝わってくる。全員が自分の役割を把握していて、迷いを感じさせない。特に6期は久住が加入してから階段を一歩登った感あり。美貴様も最初から気合ビンビンだし。04春ツアーと同じ現象が起きてるんじゃないか、と思いました。あの時はなっちの抜けた穴を埋めるべく奮起して化学変化が起こりましたが、今回も石川の穴を埋めるべくメンバーが背伸びしたのがはまったのかな、と。
「一生懸命、恋しました」の台詞を引き継いだ高橋、これを以って正式なエース継承式としていいんじゃないかとすら思えました。大遅刻にも程がありますけどね(笑)。見違える様です。
特筆すべきはよっすぃ〜。かつて所在無げにしていた、あるいは治外法権として好き放題やる事に居場所を見出していた姿はもはやない。価値紊乱者からモーニング娘。の王道へ。「そこが吉澤ひとみの場所である」としか言いようのない場所があり、そこにこれ以外ありえない姿で君臨する。迷いは無い。キレと確信。彼女が前に出てソロパートをとる瞬間、10人のエネルギーはその1点に集約される。鳥肌が立つ。それは「吉澤ひとみモーニング娘。」に他ならない。ハプニングがあったから、年齢順だからとかいう要素の混在を一切許さない、ずっと昔からこうなる事は決まっていたかのような姿。確かに今の娘。はかつての娘。とは違う。共通点を探す方が難しい。しかし、断言する。「今、モーニング娘。は最高である」。何時と比較して、という話ではない。独立してそれ自体最高なのだ。日本語が滅茶苦茶で言ってる意味が分からない?ならば現場で確かめてくると良いです。言ってる意味が分かります。天才は遂に覚醒した!
・Magic of love。やっぱり素晴しい。エクスキューズを必要としない、実力本位の圧倒的パフォーマンス。汎ハロプロ。主義とでも言うべきゴージャス感。この1曲の為に定価払っても良いくらい。縁の下でハロプロ。を支えてきたあっちゃんに晴れ舞台が与えられたのも嬉しい。
・ALL FOR ONE〜。あやごまがまたしてもえらいことに。サブステまでの往復の花道、手をつなぎっぱなし。人いっぱいいるし、手つながない方が明らかに早く移動できるのに、なにやら大笑いして転びそうになりながら手をつないで走っていく姿。眼福。
散開して歌うメンバーを見ながら、「なんだかんだ言って圧倒的だよな、我が軍は」と思う。
・ラスト、他のメンバーが全員掃けた後、一人残って「バイバ〜イ!」と叫んで投げキスして、大きく手を振って舞台を降りていくよっすぃ〜。同じ事は以前もやってたかも知れない。けど、この日のそれは以前のとは全く違う。「女の子っぽいことやってみました!」とかいうエクスキューズは一切いらない、「これ以外ない」という確信を持って振舞っている。演技の匂いは一切しない。「人間吉澤ひとみ」と「演じられた吉澤ひとみ」が完全に一致している印象。彼女の充実ぶりを感じる。




全体の感想
ハロプロ。のマンパワーはまだまだたいしたものです。圧倒的な爆発力という点では往時には及ばないかも知れない。けど、あれはシーン全体の力もあったわけで、キッズの台頭を考えると、むしろ今のほうが平均値は上では?とすら思う。
しかし、ごっちんあややクラスの天才が久しく現れていないのも事実。みんな器用なんだけど、小さくまとまりすぎというか。これは育成・プロデュースサイドの問題だと思います。
・キッズはやっぱり面白い。どの娘も可能性の塊に見えるし、擦り切れてない。プロとしての仮面の下から素の表情が盛大に溢れ出していてスリリング。お姉さんチームは「仰ぎ見る」って感じで一定の緊張を強いられるけど、キッズはまだ「慈しむ」って要素が強くて、見てて楽ってのもある。もちろんそんなキレイな感情ばかりじゃないですけど。
そもそも、お姉さんチームみたいに何年もアイドルやってる事が「異常」なんですよね。ハロプロ。にはまってると忘れがちですけども。



・驚く程会場には「熱狂」が感じられませんでした。矢口の挨拶の時もそうだし、夜の部のオープニングまでの会場内のリラックスムードなんてコンサ前とは思えないくらい。曲によっては盛り上がってたけど。多くの客がリピーターで、彼らの多くが過大な期待を持たずに消化すべきスケジュールとして参加してるからでしょうか。
ひとつの時代が終わったんだな、と改めて感じました。



・花道とサブステージは所謂糞席を減らすのに大きく貢献していたと思います。大乱舞では無駄に散らばりすぎ、移動しすぎで花道に使われてる感がありましたが、その点はきっちり改善されてました。演出上のひと工夫と言い、制約の多い中スタッフは良く頑張ってくれたなという印象。



・歌は概ねショートバージョン。公演時間延ばして全曲フルバージョンにできないんでしょうか。ずっと出ずっぱりって訳じゃないし、公演数は減ってるんですから体力的には問題ないはず。当日現地入り→リハーサル→1日2公演だと時間的に無理なのかな。高齢化したヲタが1日2公演に耐えられないか(笑)。
・オリジナルメンバーによる歌とカラオケをそれぞれ3〜4曲づつ交互に歌う構成。ベリーズが斬り込み部隊。ごっちんとW、メロンが中盤の盛り上げ役、あややと娘。が終盤を盛り上げてラストは大人数のカラオケで締め。
・なっち・W・美勇伝ベリーズは1曲ずつ、ごっちんあややは2曲ずつ、娘。は4曲。このあたり興味深いです。
・04夏ハロまでは娘。のあとに全員で1〜2曲歌って終わりでしたが、今回は娘。の後に年上チームと年下チームで1曲ずつ、全員で2曲の計4曲ありました。現場でも、娘。の後に随分たくさん歌っているな、という印象。これは緩やかにメインの座から娘。を降ろしたのだと感じました。04夏ハロでもEC明けにめちゃホリがありましたが、あれは代々木SPの宣伝の為と強弁する事もできました。が、もはや娘。は絶対ではなくなってしまった様です。しかし今後とも、娘。の後に松浦ソロなんてのは止めてほしい。その一線だけは守ってほしい。
・これだけの人数でカラオケやられると、親子連れなんかは誰が誰だかって状態でしょうね。
カラオケコン問題ですが、冬ハロに比べればかなり改善されたと思います。28曲中、オリジナルメンバーで歌ったのが17曲、カラオケが11曲(ラブマはカラオケとして)。不満の声はちゃんと届いているようです。カラオケの中でもカッチョイイゼJAPANや悔し涙ポロリ、LOVEマシーン、Magic of loveはそれぞれ見所があったし。ただ、やっぱりカラオケをやってしまうとその曲にノイズが混じってしまい、オリジナルメンバーで歌う時その曲本来の爆発力が損なわれるリスクがある訳で。その意味で、運命を使ったのは間違いだったと思います。
本当は全曲オリジナルメンバーで歌ってほしいんだけど、今の楽曲レベルでは2時間持たすのが難しいのかもしれないですね。それに、つんく♂先生にもカラオケコンに込めた狙いがあるだろうし、現に打率は低いけど面白い結果も出ている訳で。カラオケ全否定とは言い切れないです。
とりあえず、セットリストのひどさに激怒って事はなかったです。ハードル下げすぎって言われればそれまでですけど。
・あと、飯田さんやカントリーはオリジナル曲を歌う機会が全くなかったのは問題。少なくとも各人・各ユニット1曲は確保して欲しいです。本人やヲタの為ってのもありますし、「○○はハロコンくらいでしか見る機会がない」って人もいるでしょうしね。アヤカは・・・どないしたらええんやろね。



・矢口は表情も声も硬い。でもアドリブで絡んでいったり、前に出ようとはしていた。ギクシャクした感じはなく、裕ちゃんや飯田さんとは普段から普通に会話出来てる感じ。フレッツが早く見たいな。
・矢口に対するヲタのテンションは、昼はどう反応したらいいのか戸惑いつつ、暖かく迎える感じ。夜はもう普通に盛り上がってました。とりあえず盛り上がっとけっていう空気を感じないではなかったけど、とげとげしさは皆無。緊迫感や怒涛のような歓声を予想していたので、かなり拍子抜けしました。
ハロコン自体がコンセプトを欠いたグダグダなものだからか、矢口が加わってもなんの違和感もなかった。あるいは、ハロプロ。及びモーヲタは私が想像していたよりずっと懐が深かったという事か。
・矢口問題について、論点はふたつ。①脱退についてのコメントはあれでよかったのか。②矢口が歌う機会を与えられなかった事の是非。
まずひとつ目。脱退についてのコメントは2回のMCに分けて行われましたが、かなり腰の引けた印象でした。とりあえずコメントだけしておいて、客にリアクションする暇を与えず進行してしまい、「ちゃんと挨拶はしましたよ」という体裁だけ整えたという感じ。裕ちゃん・飯田さんと絡んだMCでは、年齢ネタや電波キャラという確実に笑いが取れるネタで場の空気を確保する鉄板の安全策。ヲタの反応が読めなくて必要以上に警戒している舞台裏を想像させます。「初代・2代目リーダーが矢口を受け入れた」という形をとったのにも工夫の痕が。
客の反応が読めなくて踏み込めなかったんでしょうが、正直、スッキリしないのも事実。今回ヲタが暖かく迎えてくれる事はわかったのですから、名古屋や代々木ではサクサク流さずにキッチリ説明し、客の反応を待つ。それを客が拍手と歓声で向かえ、矢口は晴れてハロプロ。に復帰する。これでいいんじゃないでしょうか。あややがフライデーの記事について「謝罪」した時みたいにね。今のままでもたいして問題はないかも知れませんが、裏口からコソコソ帰ってきたみたいでどうにも尻の座りが悪い。形式的手続きはきっちり踏まえた方が余計なわだかまりを感じずにすみますし。

ふたつめ、矢口が歌わなかった件。矢口はラブマを歌う「娘。卒業組」を外されました。これは懲罰的措置と現実的措置の二つの側面があると思います。
まず懲罰的措置。これは納得出来ない。あの脱退騒動、私はあれは事務所の大失態だったと思っていますが、矢口に一片の瑕疵もなかったとは言いません。脇の甘いところもあったかも知れない。しかし、それが「娘。卒業組」を除名される程の過失だとは到底思えません。
次に現実的措置。騒動の熱が冷めるまで一定の冷却期間を置くというのなら分からないではない。原則論としては納得出来ませんけど、現実的には矢口に複雑な感情を持つヲタもいるかも知れない訳で、気持ちの問題を理屈だけで押し通すとしっぺ返しを喰い兼ねませんからね。しかし、多くのヲタが矢口を暖かく迎え入れる事は大阪公演で明らかになりました。ならば、名古屋・代々木で歌わせてもいいんじゃないんでしょうか。拙速かもしれない。歌手としての復帰は冬ハロからでも遅くないかも知れない。わかります。でも、今この時期にドサクサ紛れであっても矢口に「娘。卒業組」としてラブマを歌わせる事は、正史における矢口脱退の意味合いをガラリと変え、あの事件から不名誉な色合いを拭い去るだけの破壊力を持つと思うのです。やるなら早い方が良い。騒動後初めて客前に出たというタイミング、共に時代を築いた仲間が一堂に会した場、ラブマという楽曲の持つ破壊力。又とないチャンスです。なんとかならんでしょうか・・・。
今は事務所にメールで投書する窓口ってないんでしたっけ?

もし万が一、矢口がこれからも今の地位に留め置かれるなら、それこそ本当に納得出来ません。なっちだって幾多のペナルティーを経た後、今の場所に戻って来たのです。矢口がそれを許されないとしたら、考えられる原因は「事務所と揉めたか、揉めなかったか」という違いのみ。その程度の事であれだけの功労者が「娘。卒業組」という殿堂から外されるなんてありえない。「大人の事情」があるとしても、そもそも事務所の失態で話がこじれた訳で、そのツケを矢口、いわんやヲタが引き受ける筋合いなどありません。



・グダグダ書きましたけど、やっぱりハロプロ。は楽しいです。プロデュースさえしっかりしてくれたらまだまだ大丈夫と感じました。
夏〜秋ツアーが楽しみ!