近田春夫、「考えるヒット」で「スッピンと涙」に高評価

週刊文春に連載されている近田春夫さんの「考えるヒット」で、ごっちんの「スッピンと涙」が意外と高い評価を受けていました。
近田さんは一時はつんく♂を絶賛していたものの、「シャボン玉」で「つんく♂はもう今の地位を守る事にしか興味がないのだろう」と切り捨てて以降、ハロプロ楽曲に触れる事すら稀になっていました。この時期につんく♂マジックと無縁なこの曲での高評価は意外でした。
この曲に対するヲタの不満は「バラード続きで、かっこいい後藤真希を活かせる、ライブで弾ける曲が不足している」点にあります。近田氏の高評価はそれらの視点を持たずこの曲のみに向けられているが為に、ヲタの不満を解消する力は無い。ですが、この曲そのものへの評価はごっちんのプロデュースへの不満とは別になされるべきであり、その一助にはなると思います。
未読の方は是非。


あと、近田さんと菊地成孔さんがCDは株券ではないの単行本用に、ヒットチャートをテーマにした対談を行うそうな。発売日は8月26日(予定)。