新ユニットについて、巡回してたら見かけた感想

巡回してたら、「これで美勇伝に良曲が周ってくる可能性が又低くなった」って感想を見かけました。新ユニット誕生に鬱になる状況。いつまで続くんでしょうか。
最近界隈をにぎわしているカラオケコン問題と根は同じなんですよね。つんく♂先生がパンクして楽曲製作効率が低下しちゃったのが最大の原因。だから事務所が強くプッシュしてないメンバー・ユニットには良曲がまわってこないし、コンサートでは過去曲を使いまわす。
そこでいつも出てくるのが「外注すりゃいいじゃん」って意見なんですが、それで「ハロプロルネッサンス」(by菊○成孔)が訪れるかというと、正直疑問。少なくとも私にとっては。なぜって、私がハロプロ。の楽曲に求める最大のものは「つんく♂マジック」だからです。私にとっての「つんく♂マジック」の定義は、「こんなのありえない!無理!ん?でも、ひょっとしたらちょっと良いかも。っていうか良い!すげぇ良い!娘。最高!うぉぉおぉぉぉぉおぉぉぉ!」っていう、「無しを有りにしてしまうマジック」なんです。初期ミニモニ。や3人祭が典型。河野伸アレンジ作品みたいな玄人受けするかっこいい曲も良いし、「スクランブル」とか「愛あら」といった比較的ベタな曲も大好きなんですが、それらも全てフックの効いたつんく♂マジック炸裂な曲があればこそ、初めて心置きなく楽しめるんです。そして、そんなつんく♂マジックを再現出来る人が他にいるのか?と考えると・・・。あの奇跡の様な作品群の輝きに思いを馳せるにつけ、そんな奇跡を恒常的に起こせる人がそうたくさんいるとは思えないんですよね。
つまり、帝国の崩壊は構造的宿命だった、と。
だから私は、今のカラオケコン路線に対して強く怒る事が出来ないのです。



なんか致命的な事書いちゃったような。
そんな事言いながら、つんく♂先生の復活を信じて貢ぎ続ける所存ではあるんですが。