8月9日 「ミューパラやねん!」公開録音、「21時までのシンデレラ」握手会

ベリーズごっちんが出演したミューパラハロプロやねん!の合同公開録音、それに続いて行われたベリーズ21時までのシンデレラ」の握手会に行ってきました。遅れに遅れましたがようやくレポUPです。
なんちゅう恋の握手会から2ヶ月しかたっていないので特に目新しい事はありませでしたが、やっぱりフレッシュティーなアイドルの良さを実感。逆に言うと、他のハロプロメンバーがアイドルとしていかに「異常」かって事でもあるんですが。もちろんそれは悪い事ではないのですが、多くの周辺的な物語をまとった重たい娘たちに慣れた身には、ベリーズの軽やかさと素材そのままって感じが実に新鮮でした。
レポの内容はちっちゃい娘がゲームでワーキャーいってる話ばっかりなので、そういうのに興味ない人はスルー推奨です。


公録入場前

タイムテーブルはこんな感じ。公録、握手会共に所要時間は1時間半くらい。

12:00  握手会チケット引き換え開始
12:30  公録入場開始
13:30  公録開始
15:00頃 公録終了

15:30 握手会開場
16:30 握手会開始
18:00頃 握手会終了。

11:30ごろ会場である大阪城野外音楽堂に着くと既に長蛇の列が。予想していた事なので動ずる事無く最後尾に付く。周辺は雑木林になっており、日陰があるので暑さもさして苦にならず。林の中の青テントに「そういや今週もホムンクルス休載だなー」などと思いつつ。野外の会場なのでリハーサル音が漏れ聞こえる。最初原色GALが流れ、「まさかベリーズが歌うのか・・・」と思っていると、続いてスッピンと涙が。ここでようやくごっちんがゲスト出演する事を思い出す。我ながら、スロースターターにも程がある。スッピンは何故か2度流れ、続いてでっかい宇宙。条件反射で疑心暗鬼の感情が頭をもたげ、カラオケコンのトラウマを実感。周りのヲタが自然に振りコピ始めたのが可笑しかった。
客は10台後半から20台前半の学生っぽい人が多い。高齢ヲタも居るには居るが、「なんちゅう恋」の握手会に比べると明らかに少数派。平日だからね。ヲタTも少なく、全体的にヲタヲタしい雰囲気は薄い。12:45ごろようやく握手会のチケット引き換え。番号は並び順とは関係ないランダムで、112x番。座席は1400席程用意されていたようなので、引きの悪さは相変わらず。千奈美に公録の番号は当選葉書に印刷されてて、約1800席のうち134x番。似たようなものですな。


公録入場、開始


日陰で時間を潰して12:20ごろ入場。ステージは北向きなので、演者は後ろの建物の陰に隠れて日光から守られる形に。「なんちゅう恋」の握手会では直射日光に向かっての握手で菅谷がしんどそうにしていたので、今回は一安心。その代わり客席は炎天下。しかし「美勇伝やねん!」公録の教訓を生かして帽子・日焼け止め・タオルで完全武装して臨んだので問題無し。ベリーズのイベントはいつもいかついセキュリティーが居てちょっと気になる。席は27列中20列、中央やや下手より。客は8〜9割の入り。最前中央ブロックは親子席なのか、親子連れの姿が目立つ。子供は20人くらいか。
まずスタッフが出てきて「今回は『ハロプロやねん!』ではなく『ミューパラやねん!』とタイトルコールお願いします」とアナウンス。一回やってみて「一発OKですね、さすがですね」とお褒めの言葉をいただく。みんな暑くて明らかに声出てなかったんだけどね。
しばらくして小さく流れていた「21時までのシンデレラ」が止まり、大音量で「でっかい宇宙」が流れ出す、と、いそいそとベリーズ登場。司会の前説→呼び込みという流れを予想していたので意表を突かれた感じ。タイトルコールも、なんの前振りもなくいきなりだったので皆イマイチ声が出ず、グダグダな滑り出し。さらにそのまま「ピリリ」、続いて「スペジェネ」へ。「聴いてください!」とかのコメントもなく、「え、そのままいっちゃうの?」と戸惑いつつ、「ス・ペ・シャ・ル・ジェネレーション!」と嬉しげに叫ぶヲタ。歌は口パク。ダンスも抑え気味でキレキレって程ではないけど、真夏の野外で何時間もイベントやるんだからセーブするのも当然、不満はなし。今日もあざとさ全開(誉めてる)の嗣永、動きのキレイな夏焼がやっぱり目に付く。いつもと違ったのが菅谷の元気の良さ。普段はしんどそうにしてるか戸惑い気味な事が多いんだけど、この日は積極的に前へ前へという気持ちがよく出てた。体調が良いのか、それとも前回の大阪での握手会では何度かリタイアしたので、今回は期する所があったのか。気合いの入りっぷりでは嗣永と双璧。
ABC放送の浦川泰幸アナ登場。並び順は客席から見て茉麻舞波千奈美・熊井・嗣永・夏焼・菅谷・キャプテン。右から順に挨拶。みんな「暑いけど盛り上がっていきましょう、水分取ってくださいね」って感じで内容はかぶりまくり。ちょっと息が切れててどもる菅谷、珍しく噛む嗣永。


まずは「Berryz甲子園」のコーナー。「チーム佐紀ちゃん」(キャプテン・千奈美茉麻・菅谷)と「チーム桃子ちゃん」(嗣永・夏焼・舞波・熊井)に別れて対決するという趣向。意気込みを訊かれた嗣永「こっちの方が身長小さいんですけど、気合いでは負けてないんで絶対勝ちます!でも、一番には、楽しんでいこうかなって」。「いこうかな」の所でクッと音程が上がるのがさすが。


Berryz工房イカ割り対決」。浮き輪・ビーチボール・スイカ(のビーチボール)・トナカイの頭の着ぐるみを被ったハロプロやねん!プロデューサー上田さんの4つを並べる。目隠ししたメンバーにまず3回回らせて、方向感覚を失わて、そこで味方チームの指名されたメンバーが声で指示を出し、相手チームは全員で嘘の指示で妨害。スイカを叩けたら勝ち。順序は千奈美(指示出すのはキャプテン)、熊井(舞波)、菅谷(茉麻)、嗣永(夏焼)の順。3回回る所で何故か「ヒュー!」と盛り上がるヲタ。指示出す時は7人が「左左左!」「もっと右右右右前前前!」とか言ってひたすら姦しい。キッズ萌えの人には堪らないんでしょうな。一番手の千奈美は位置は合ってたものの、スイカを蹴ってしまって空振り。2番手の熊井はヒット。ここで指示を出す舞波が遠慮して前に出れず、嗣永が後ろから2回程ドン!と押し出してたのが可笑しかった。3番手、目隠しに手間取る菅谷!、バットを落としてしまう菅谷!、いきなり嗣永チームに突進して悲鳴を上げさせる菅谷!。素晴しい。やっぱりこの娘には神様が降りてきてる。無事スイカにもヒット。続いて真打ち嗣永登場。3回の所を4回回って見せたり、「ワー、暗ーい、真っ暗ー、どこー!?キャー!!!」とか叫びまくったり、何度も尻餅ついて見せたり、期待通りの師匠芸。「やれる事は全部やる!」という事か。ほんまに末恐ろしい娘や・・・。引っ張りすぎて時間切れのゴングが鳴るも、強引にスイカにヒット。キャプテンチームが抗議するも、客席の拍手の量でヒット認定。
キャプテンチーム1ポイント、嗣永チーム2ポイント獲得。


続いて「berryz連想ゲーム」。浦川アナ「まずひとつめの御題は・・・」と言うと、「ジャンジャカ!」と千奈美の声が流れる。照れまくる千奈美
ひとつ目の御題は「夏と言えば」。カキ氷とか、プールとか、うなぎとか。BGMは真夏の光線。結局千奈美が「お水!」浦川アナ「え?お店?」千奈美「お水!」浦川アナ「お水?」千奈美「冷たい、スポーツドリンク!」浦川アナ「・・・・・アウト〜!」千奈美「☆$%?*&!」って感じでキャプテンチームが1ポイント先取。
ふたつ目の御題は「21時までのシンデレラ」にちなんで「昔話」。赤頭巾ちゃんとか、シンデレラとか、カチカチ山とか。面白かったのが舞波の「源氏物語」。今日ここまでで最大級の笑いが起こる。次は「枕草子」も言おうとしていたそうな。最後は嗣永が「花咲か爺さん!」浦川アナ「出ました!」嗣永「白雪姫!」浦川アナ「出ました!」嗣永「眠れる森の美女!」浦川アナ「アウトー!」嗣永「あおjふぃおうぇjf」って感じ。狙ってたんじゃないだろうな・・・。夏焼が「昔の人じゃないからわかんない!」って軽くキレてたのが可笑しかった。
みっつ目の御題は「大阪と言えば」。BGMは「大阪恋の歌」。たこ焼きとか、グリコのマークとか(熊井)、なんでやねんとか。嗣永が「稲葉貴子さん!」と言う世渡り上手っぷり。結局茉麻が「暑い!」浦川アナ「ダメー!多分今日は東京も暑いよ!」ってことで終了。
キャプテンチーム1ポイント、嗣永チーム2ポイント獲得。


ここで給水タイム。が、ハプニング発生。みんな飲み終わってステージ中央に戻って来るも、なかなか再開しない。アナが嗣永たちにここからの意気込みを訊いたりして妙に間延びした雰囲気。ようやくキャプテンが居ない事に気づく。体調不良?と思うも、ピリリでヘッドセットを気にしてたのを思い出し、マイクの不調かもと思い直す。ここから嗣永仕切りの再現不可能キッズワールドに突入。どっちが勝つかで維持の張り合いを開始。「力では負けないからね!」(→嗣永「ス、スミマセン!」と腰が引けた姿勢であとずさる)「こっちの方がセクシーだもん!」「セクシーになりたくないもん!」「ユリ身長大きいもん!」「キャプテンちっちゃいもん!」「舞波ちゃん勉強すごいんだよ!」「だったらこっちの方がおもしろいもん!」「こっちはみんな泳げないもん!」「グリーンピース食べれないもん!」「えーと、えーと、えーと・・・、(振り返って)勝つ事なんかある?」(by嗣永)。あげく、「私の方がマンガ好きだよ!」(by嗣永)「マンガ読むと目悪くなるよ!」とかなんとか。書いてて情けなくなってきた(笑)。なんちゅう恋の握手会で菅谷がリタイアした時もそうでしたが、脱線して暴走するベリーズベリヲタのみなさんにはたまらないんでしょうね。私は呆然としてましたが。まあ、この時間が一番生き生きしてました。3分程こんなのが続いてキャプテン復帰。体調悪そうには見えないし、この後ひとりだけ手で持つマイク使ってたので、やっぱりマイクの不調だったみたい。


berryz工房ボーリング対決」。6本のピンを何本倒せるかで対決。千奈美にピンの高さはキャプテンと同じ142cm。まずは菅谷が1本。続いて舞波。嗣永「ボンッていくんだよ!いつも通りにボンッて!」に会場苦笑。なんだよいつも通りって(笑)。結局0本。そこで再びしゃしゃり出る嗣永「今のはしょうがないんですー」アナ「なんで?」嗣永「えっとぉ、舞波はか弱いから(ハート)」。どこまで行くんだこの娘は・・・。戦慄する会場。続いて茉麻4本、熊井1本。結局5対1でキャプテンチームの勝ち。と、またしてもキャプテンが居なくなってて代わりに茉麻が話を振られるも、なにも答えられない茉麻。困った顔でアウアウ言ってるのが可愛い。そこに割って入るのはやっぱり嗣永「か弱い乙女です!(ハート)」。もうなにも言う事はありません・・・。

この時点で嗣永チーム2ポイント、キャプテンチーム1ポイント。


ここで唐突にごっちん登場。ベリーズは妹にしたいとか、今朝ホテルの部屋に夏焼が来て、パジャマ姿で下はいて無かったんで(ヲタ大盛り上がり)焦ってはいて出て見たら部屋間違えてて、すごく可愛かったというお話。メンバーの印象としては、嗣永が面白いとか、舞波がガツガツくるとか。結構突っ込み激しいそうです。アナに「先輩に突っ込みづらくない?」と振られて舞波「桃子ちゃんが間違えるとガツッていうんですよ」嗣永「勉強とかで間違えるとモモチここ違う!って」。ごっちん「娘。も年の近いメンバーが多くて兄弟みたいだったので、ベリーズが楽しそう。」とか。

ごっちんどっち」のコーナーへ。駄洒落やモノマネの一発芸で最後にどっちのチームが面白かったかをごっちんが判定。一番手の夏焼は嗣永のモノマネ。みんなを追いかける嗣永。(高音で)「みんな〜待って〜」。嗣永「私こんなことしません!」。ごっちん曰く、「お尻をポテッって出して走ってるところが似てる」。続いて嗣永。「世界で一番凄い、夢に出てくるかもしれない手品」との前振りで右手人差し指立てて、グーに握った左手にぶつけると左手人差し指が立って指が移動したとかいう。ごっちん「すごーい(イントネーションフラットで)」。続いてキャプテン。椅子に座って右足を横に抱えてギターに見立てて「原色GALは派手にゆくべ〜」。ごっちんご満悦。みっつとも客席大盛り上がり。最後は千奈美。「コンビニで肉まんを買ったけど餡マンが来た。けど、店員を憎まん!」。これだけ反応微妙(笑)。千奈美の生ジャンジャカに続くごっちんの判定で嗣永チームの勝ち。


結局ゲームは3対1で嗣永チームの勝ちで終了。嗣永とキャプテンのコメントの後、ベリーズははけてごっちんのみステージに残る。
ごっちんとアナのトーク。夏休みと言えば花火大会、今年は6年ぶりに行った。アナの「花火を見てなにを思う?」という何も考えてない質問に「え〜、特に〜、気持ちが明るくなりますよね」と言って流す。グダグダな感じ。秋コン初日の告知。13歳からやってた事考えると長かったのか短かったのか分からない、何曲やるかは未定。「どんなコンサートにしたい?」との問いに「アルバム出てるので、それをひっさげてのツアーになれば」。続いてスッピンと涙、フルコーラスで。「今日は暑いけど、もっと暑くなるようなスペシャルメドレーで」。客煽りをはさんで、横浜蜃気楼→原色GALのメドレー。ごまコンに比べたらテンション上がりきってない感じだけど、まあこんなものでしょう。トークの時は時々「娘。時代のごっちん」が顔を出してましたが(笑)。歌い終わったら退場。ごっちんが歌ってる時、会場入り口の自販機にジュース買いに行ってるヲタが結構いて気になる。もうちょっと空気読んでも罰は当たらんと思うよ。


アナが出てきて、「ミューパラ・アーティストレビュー」。ミューパラのコーナーをベリーズをゲストにやるというもの。キャプテンに話を振るも、ヘッドセットマイクの調子が悪いらしく、笑顔で頷くだけ。と、そこにスタッフがハンドマイクを手渡して後は普通に喋ってたので、さっきの退場は体調じゃなくてマイクの不調だったみたい。
アナが出したテーマにあてはまると自分で思う人は手を挙げて喋る、あてはまる人が喋ってない時は周りが突っ込む、という趣向。最初は「楽屋でよく喋っている人」。誰も手を挙げないところ、嗣永「みや、喋んない?」と振るも、夏焼「私千奈美だよー」。千奈美「お菓子交換とか、お菓子の話ばっかりしてる」。夏焼「えー、自分でよくわかんないんですけど・・・」。イマイチ盛り上がらず。アナ「みんな仲悪いの?」と振ると、全員物凄い勢いで否定。往年のうたばんの様な展開。
「ダンスを覚えるのが一番早い人」、全員一致で「キャプテン!」と即答。「わかんないです〜」と照れるキャプテン。
「ダンスを覚えるのが一番遅いのは?」茉麻以外全員手を挙げる。茉麻「そんな〜思わないんです〜普通です」。微妙に空気読めないダメっぷりがこの娘の魅力なのかな。
「ごはんを食べるのが速い人」、茉麻こっちは速攻で挙手。菅谷と舞波はラーメンの時だけ速いとか。菅谷は味噌ラーメンが好き、舞波はなんでも大丈夫、けどそれ程食べてる訳じゃない、というトーク潰し。さらに振られた茉麻は「人に速いってよく言われるんですけど、最近は舞波の方が早いです」。そこにすかさず介入する嗣永「私も舞波よりは遅いかなー、みたいな(ハート)、お弁当片付けるのも一番速いんです」。そこで「舞波はよく残してる」というチクリが入り、アナ「残しちゃうの?」舞波「嫌いなものばっかです(棒読み)」。
「一番男っぽい人」、茉麻舞波という話になって、茉麻「ほんとですか〜、うぇ〜」、可愛い(笑)。
「一番大人な人」、速攻で挙手した嗣永にメンバー一斉にブーイング(笑)。嗣永「メンバーの中で大人って言ったら私じゃないですかぁ!(ハート・ハート)」。口々に否定するメンバー。アナの「これ認める人は拍手!」に答える拍手の量がちょっと少な目、が、「多いですよ!」とあくまで譲らない嗣永。負けたよ、俺の負けだよ。
21時までのシンデレラの話題、アナの児童福祉法云々という話にノーリアクションで固まるメンバー、秋の単独ツアーの告知の後、シンデレラ歌披露。


最後にごっちんも登場して全員で挨拶。ごっちん「野外で歌うと夏だなって感じで楽しめました。帰りに汗とか、風邪引かないようにしてください。」嗣永「初めてキャプテンを務めて、キャプテンっていいなぁって思いました」に会場が一際湧く。

終了〜

座席に貼ってあった席番号の紙を持って変えるヲタ多数。この後の握手会にも使うので、「持って帰らないで下さい!」って係員が呼び掛けてました。



握手会

公録終了後、近所のエネルギー補給して日陰でのんびり。会場脇に早速握手券数枚を握ったダフ屋が居てちょっと笑う。開演10分前の16:20頃入場。公録では会場の後ろいっぱいまで使っていたけど、今回は27列中後ろ5列、席数にして400席程が柵で仕切って殺してありました。公録は落選を見越しての複数枚応募が多かったのか1〜2割程空席が見えたけど、その時の人出を元に調整したのでしょうか。私の席は前から15列あたり、中央やや下手より。


曇り気味でかなりすごしやすい天気。気温も下がってるし。
司会はいつもベリーズのイベントの司会をしてるUFAの社員さん。通称アニキ。早速沸き起こるアニキコール。体調悪くなったらスタッフに声かける様に繰り返しアナウンスされる。「朝から並ばれて〜」と、公録と連荘での参加が前提のアナウンス。まあ、ほとんどみんなそうだけどさ。
ずっと流れてた「21時までのシンデレラ」が途切れてアニキの紹介でベリーズ登場。衣装は公録と同じ歌衣装。いきなりスペジェネ。「ス・ペ・シャ・ル・ジェネレーション!」。歌い終わって整列して自己紹介。並び順は下手から順に舞波千奈美・熊井・嗣永・夏焼・菅谷・茉麻・キャプテン。キャプテン「142cmになりました。145cmになったら報告します。下を向いて話して見たい清水佐紀です!」茉麻「暑いけどご飯を食べたら元気がでますよ!アイスは1日3つまでと決めてる須藤茉麻です!」、菅谷「今年は宿題早く終わらせようと思っています!」
ここでも凄まじかったのが嗣永「私はみどり茶が飲めません。みどり茶が飲める人!(ヲタ「はーい!」)飲めない人!(ヲタ「はーい!」)飲める人はいい飲み方を教えてください!飲めない人は一緒に頑張りましょう!みどり茶がちゃんと読めない嗣永桃子です!」アニキ「・・・みなさんわかってると思いますけど、緑茶ですね」嗣永「みどり茶です!」アニキ「(目をそらしつつ)は・・・はい、そうですね。」悪かったよ、俺が悪かったよ・・・。
熊井「21時までのシンデレラと写真集の発売日が同じ日でした」、千奈美「クーラーの温度を上げましょう、最近エコに興味を持ってます!モリゾーに会って見たいです!」、舞波「今年はサーフィンにチャレンジしてみたいです!」。声援は嗣永がダントツ、菅谷・夏焼がそれに次ぐ感じ。


ここで2nd写真集のポスタープレゼント抽選会。メンバーが引いた番号の整理番号だったら当たり。茉麻の引いた番号が私の番号の2ズレというニアミス。晒される危険性にドキドキしてたんで、ホッとしたような、残念なような複雑な気分。
続いてメンバーの持ち込み企画。各メンバーにまつわるエピソードを発表するのでそれに挙手で○×を答えるという趣向。特に商品が出る訳ではないというアナウンスにヲタ軽くブーイングするも、サクサクと裁いて進行。ヲタも「アニキGJ!」という感じで笑いも生まれ、円熟の技といった感じ。1問目「舞波は小さい頃、イチゴの先の甘い所しか食べなかった」→×。2問目「夏焼は馬にニンジンをやろうとして手を食べられた事がある」→○。
3問目「嗣永はいまだにピンクのフリフリドレスを着たいと思っている」→○。嗣永「女の子はあこがれません?」アニキ「いや、殆どのお客さん、男の方なんで」に苦笑。ヲタ「似合うー!」嗣永「あ、ありがとうございまーす(ハート)!!。」もう勘弁して・・・。
4問目「熊井は母親の口紅で壁に落書きした事がある」→×。熊井「シールならした事ある」。5問目「キャプテンは英検5級を持っている」→○。6問目「菅谷は柔道を習っていた」→×。菅谷「幼稚園の頃剣道を習っていた、竹刀はスポンジだったけど」。7問目「茉麻は小さい頃からみたらし団子が好きだった」→○。8問目「千奈美は小さい頃から持ってたぬいぐるみのチョビン?をまだ持っている」→○。なんの動物かはわからないそうな。グダグダながら幸せな空気が漂う中、あっさり終了。


続いて告知。舞波が2nd写真集「SEASONZ」の、熊井が秋の単独ツアーの告知。キャプテンが新曲のアピール。サビ前の「デレデレ、シンデレラ」の部分の振りをやってくださいとの事。ええ、やりましたとも。ステージからはどんな風景が見えたものやら。キャプテンのOKもらってこのコーナーもあっさり終了。続いてシンデレラ歌披露。この時、歌いだす前の菅谷と千奈美がお尻をぶつけ合ってふざけてたのが可愛かった。歌いだしてすぐ誰かの腕にはめたリングが飛ぶハプニング。狼のベリイベスレによると菅谷だったという話。抑え気味ながらきっちりキレイなダンス。もちろん口パク。


写真撮影の後握手会開始。イベント開始から30分くらいか。握手以外の行為は禁止とのアナウンス。前より厳しくなってる印象。並び順は下手からキャプテン・茉麻・夏焼・菅谷・嗣永・熊井・千奈美舞波。雨がぱらつき始めるが、なんとか持ちこたえそうな感じでさして気にならず。バックで流れるシンデレラが途切れるたび、一際高い「ありがとうございました!」という声が響いてくる。声の主は言うまでも無く嗣永。時々例の「ハッピー!」を仕掛けるヲタがいるのにも瞬速で応える。嗣永桃子は24時間嗣永桃子である、か・・・。
途中2回程水飲み休憩(握手開始してから16分頃と34分頃)。1回目、嗣永が舞台袖に走ってはけるも、すぐ戻ってくる。2回目、菅谷が口元に手をやってモゴモゴやってる。なんちゅう恋の握手会では菅谷が何度かリタイアしてたので心配になるも、今回は笑顔なので大丈夫そう。クシャミが出そうになってた様に見えたけど・・・。菅谷シフトなのか、菅谷の後ろに一際ごついおっさんが立ってるのが気になる。
40分程待って、握手へ。なんちゅう恋の時は暑さで全員疲れ気味でまともに目も合わせてもらえなかったけど、今回はきっちり視線を合わせて握手。印象に残るのはやっぱり嗣永。笑顔もぬかりなく、隅々まで神経が行き届いている。弛緩の欠片も感じさせない。グリップの強さは言うまでもなし。菅谷は表情も大きく元気よく。前回と比べても格段にモチベーションの高さを感じさせました。夏焼もグッと力の入った目を合わせてくる。こちらが手を離しても尚ギュッと握ってくる。このメンバーだと記憶が飛ぶって事はないけれど、やっぱり相当緊張はしてる様で、握手の間だけ時間の流れが何倍かに速くなった感じ。

終了〜。



全体の感想

祝祭的雰囲気ながら、整然とした進行。暑さのせいか、ヲタもおとなしめ。
ベリーズのダンスも単独コンの様なキレキレな印象はなく、抑え目な感じ。連日列島縦断して何時間もイベントしてる訳で、特に不満は無し。
印象に残ったメンバーは、嗣永・菅谷・茉麻舞波舞波は公録で「昔話と言えば」との質問に「枕草子」と答えて司会のアナウンサーに目を付けられたようで、その後もなにかと話を振られてました。特に面白い事を言う訳じゃないんだけど、微妙にピントのずれた答えを硬い表情でぶっきらぼうにするものだから笑いが生まれるという幸運に恵まれてました。嗣永はもういつもの嗣永なんですが、今回はキャプテンが時々抜けてた事もあって随所に積極的に顔を出してことごとくその場を持って行ってました。この娘はその場の状況を1から10まで完璧に把握して、自分が何をするべきかも全て分かりきって確信を持って振舞ってる感じがする。一片の迷いも感じさせない。つくづく、恐るべき子供。観察する面白さには事欠きませんね。なにをどうしたらこんな人間が出来上がるのか・・・。司会のアナも話が詰まった時は嗣永に振るって感じでしたね。菅谷はなんちゅう恋の握手会では調子悪かったんですが、だからこそ期する所があったのか、今回は気合いの入りっぷりがすごかったです。表情、仕草のひとつひとつにそれは表れてましたね。これは大阪だけだったのか、最近ずっとこうなのか、どっちなんでしょうか。
個人的に気になったのが茉麻。連想ゲームの時、答えを言ってから判定するアナの方を見る際の困った様な、すがる様な、なんとも情けない表情がツボでした。一言で言って、眉毛を描かれた犬みたいな表情。基本的に美人さんなだけに、なおさら可笑しかったですね。シンデレラでの顔芸も可愛かった!

どちらが面白かったかと言えば、握手会の方でした。「美勇伝やねん!」の時も感じたのですが、公録は編集する時の事を考えてなのでしょうが、必要以上に長い感じがします。どうしても間延びした雰囲気になってしまうんです。それにスイカ割りとかボーリングとか、ラジオ向きじゃないような・・・。「ハロプロやねん!」ってすごく面白い番組だと思うんですが、公録に関してはアレなのかもしれませんね。対して握手会の方はヲタに特化しているが故に、客がメンバーのキャラを把握していると言う前提があるのでサクサクとツボを突いた進行が可能。あと、司会の差も大きかったですね。ABC放送の浦川アナはベリーズとの絡み自体初めてで、どういじったらいいのか分からなかった様子。赤ちゃん言葉を使ったりして無理に盛り上げようとしてるのがちょっと寒かったです(笑)。その点、アニキは適度に突き放して流すところはアッサリ流す、この位がちょうどいいのかも知れませんね。まだキッズワールドにはまりきっていない、半身で参加してる様な人間には程々に覚めたスタンスが却ってシックリ来ました。

後、細かい事ですが、連想ゲームでスタンドマイクに向かって答えを言うんですが、そこで最初は嗣永だけがヘッドセットマイクを手で覆って回答してました。途中から他のメンバーもマネしてましたけど、そんな所に気が回るのも凄いな、と。あと、彼女は笑うとき一音一音はっきりと発声しますね。そのあざとさがまた。
嗣永の意識した振る舞いと、茉麻の無意識の振る舞いが格別印象に残りました。

新しいなにかがあったという訳ではないですけど、ベリーズというグループの魅力を再確認。すりきれてない、ちゃんと力を入れてもらって当たり前のことを当たり前にやってるアイドルの楽しさを実感しました。秋ツアーが楽しみ!