ハロプロ楽曲大賞 2005 暫定版

こういうのは迷う過程が楽しいので、まずは幅を取ってベスト10に入れたい曲をノミネート。現時点での選考なので、大きく変わる可能性あり。


モーニング娘。 「声」「ラブ&ピ〜ス!HEROがやって来たっ。」「愛と太陽に包まれて」「レモン色とミルクティ」「THE マンパワー!!!」
「声」と「ラブピ」は新生娘。の静と動のテーマソング。甲乙付け難いけど、思い入れで「声」か。「愛と太陽」はライブで聴きたい。神様仏様AKIRA様。「レモン色」に言葉はいらない。そうだろ兄弟!「愛の第6感」の新録曲はみんな好きです。問題は「マンパワー」。志の高さはダントツ。外野まで風圧が届くフルスイング、惜しむらくはバットとボールが50cm離れてた。ベスト3かもしれないし、ベスト20圏外かもしれない。


飯田圭織 該当作無し
AM音源でしか聴いてません。ごめんなさい。


安倍なつみ 「恋の花」「愛ひとひら
つんく♂後」のハロプロ希望の星、かも知れない。つんく♂臭の無さをどう捉えるかで評価はがらりと変わる。私はいまだに決めかねてます。ジャケ写を含めたCDトータルでの完成度は本年No.1かと。たいせーもよく頑張った!氏ねとか言ってごめん!


後藤真希 「スッピンと涙。」「エキゾなDISCO
言いたい事はたくさんあるけど、とにかく「スッピンと涙。」には泣かされた。「エキゾ」は参考程度に。良曲が揃って初めて遊びは成り立つんであって、現状では楽しめませんでした。


松浦亜弥 該当作無し
嫌いじゃないんだけど、彼女の才能に見合った作品だとは思えません。


美勇伝 「カッチョイイゼ!JAPAN」「紫陽花アイ愛物語」「曖昧ミーMIND」
佳曲が多かったですね。もしベスト20を選ぶとしたら3〜4曲は入れたい。「JAPAN」は今年数少ない、つんく♂マジックが垣間見えた作品。ほんのちょっとだけどね。勿論夏ハロまことは関係無いです。「紫陽花」は美勇伝の楽曲カラーを決定した点でも重要。アルバム聴き直す時間とれるかな。


W 「愛の意味を教えて!」「デコボコセブンティーン」「恋のフーガ
「愛の意味」ブリキのおもちゃの様な質感、溢れる多幸感。それがいつか失われると分かっていても。ただ私、ハモリの方が好きなんです。「デコボコセブンティーン」はHPPでの大人な加護ちゃんが素晴らし過ぎたので。「恋のフーガ」は参考。投票しようとは思わないけど、聴く度に曲の造りの確かさに唸らされます。千奈美に私にとって「2nd W」は「空を飛べる人に地上を歩かせてる作品」。最初の3曲聴いた時は世紀の傑作誕生を確信したんだけどね・・・。


メロン記念日 「肉体は正直なエロス」
M字。アルバムはこれから聴き直します。


Berryz 工房 「スッペシャルジェネレ〜ション」「なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?」「21時までのシンデレラ
アルバム次第では5曲全部ベリーズでもいいかも、そのくらいの安定感。「なんちゅう恋」は脳のやられっぷりにおいて本年歌詞部門No.1。「スッピンと涙」の対極にして双璧。


プッチベスト5 「GOOD BYE HELLO」「ロボキッス 次世代Remix」
「GOOD BYE HELLO」ふたりの歌声にマジヲタとしての一番弱い部分を直撃されます。「ロボキッス」はオリジナルより好きかも。


シャッフル等 「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL」「オンナ、哀しい、オトナ」「三角関係」
「ALL FOR〜」内向き、閉塞、衰弱、箱庭、なんとでも言えます。でも、PJでの初披露を見た時感じた心の震えに嘘は吐けない。「オンナ〜」キッズに衣裳・歌詞・歌唱で痛い背伸びをさせ、美貴様は今年有数の晴れ舞台で入魂の歌唱。組合せの妙。アングルは完璧。それをハイレベルな楽曲が支える、奇跡的傑作に成り得た作品。けどなにかが足りない。不安定な歌唱に寄り添う、揺らぎを持った生演奏だったらよかったのかなと「愛ひとひら」を聴きながら思う。「三角関係」は稲葉と松浦の歌唱がずば抜けた説得力。反則。圏外だけど「好きになっちゃいけない人」はアイリーンが相変わらず凄まじいです。ホントにこの娘なんとかしてあげてください。


「楽曲の質」「歌唱レベル」を押さえつつ、ハロプロの醍醐味である「やらかした感」を最重要視で選曲。順不同で「マンパワー」「スペジェネ」「なん恋」「オンナ、哀しい、オトナ」「三角関係」。着地に失敗したとしても、志の高さを買う方向で。あとキッズの歌声、あれは味です。
けど、これだと自分に嘘ついてる気がしてしょうがないので、ここに「思い入れ」を追加して選び直すつもり。多分ガラリと変わります。