ハロプロ楽曲大賞2005

以下の内容で投票しました。点数は悩みまくった挙句判断放棄でデフォルトのまま。

楽曲部門

1位 「声」モーニング娘。 3.0pt
歌声が重なりあい、荘厳とすら言える音空間を形作る。今の娘。はかつて愛したそれとは随分変わってしまったけれど、この歌を聴く度に「新しいモーニング娘。」を強く感じる事が出来る。春ツアーの記憶とも切り離せません。「ラヴ&ピィ〜ス!HEROがやって来たっ。」と並ぶ、新生娘。のテーマソング。

2位 「スッピンと涙。後藤真希 2.5pt
この歌にはとにかく泣かされました。「ダンサー 後藤真希」や「ライブで圧倒的に君臨する後藤真希」が大好きだった私に、「歌手 後藤真希」を強く感じさせてくれた歌。シンプルでありながらイメージを喚起する力に富んだ歌詞も秀逸。

3位 「なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?Berryz工房 2.0pt
無理やり韻を踏んだ歌詞に見られる脳のやられ具合がステキ。36歳のオッサンの会心の笑みを思い浮かべただけで幸せになれる私はつんく♂ヲタなんでしょうか。無理を有りにしてしまうのも今のベリーズの勢いあればこそ。嗣永が「横顔だけど」と歌う所、隠し撮りに成功してほくそ笑む姿を思い浮かべるのが個人的にツボです。

4位 「愛と太陽に包まれて」モーニング娘。 1.5pt
音楽的なツボを直撃された曲。循環するバックトラックに乗る色とりどりの歌声にリピートが止まりません。往時に比べて歌唱力が落ちたなんて言われる今の娘。ですが、いやいやどうして、やり方しだいでこんなにも気持ち良い音世界を作れるじゃないですか。今年は娘。メンバーの声の魅力を引き出す曲がたくさん生まれたのが嬉しかったですね。

5位 「THE マンパワー!!!」モーニング娘。 1.0pt
つんく♂先生の偉大さって、メジャーなアイドル楽曲で出来る表現の幅を拡げた所にあると思うのです。「ラブマ」とか「じゃんけんピョン」が典型ですが、トップアイドルにあんなふざけた歌歌わせてしかも3週連続1位とか、つんく♂先生以外誰にも出来ない訳で。チャートの順位はともかくとして、今でもつんく♂先生にはそんなチャレンジを続けて欲しい。後先考えずにウルトラC狙って結局首から着地して脊髄損傷、みたいな曲ですが、こんな時だからこそその蛮勇を断固支持。その無謀さからこそ「LOVEマシーン」「ちょこっとLOVE」「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」は生まれたのですから。

PV部門

今年は殆ど見てないので辞退。
見た中では「Missラブ探偵」と、(対象外だけど)ソニンの「あすなろ銀河」が良かったです。和田マネがいてくれれば・・・、いまや懐古ヲタでも言わないそんな台詞すら浮かぶ、素晴らしい出来でした。

推しメン部門

年功序列ごっちん加護ちゃんごめん。


1〜4位は楽曲が一定レベルをクリアしつつ、なにか突出したものがあった曲。極力ライブの印象は除いて。5位は完全につんく♂枠ですね。完成度は不問。「ラブ&ピ〜ス!HEROがやって来たっ。」「紫陽花アイ愛物語」「スッペシャルジェネレ〜ション」「21時までのシンデレラ」もなんとかして入れたかったんですが。無念。


正直、今回は考えすぎました。去年までは(楽曲大賞の本義に照らして妥当か否かはともかく)その年心が震えた曲を素直に上から5曲選んだので、今見ても当時の感情がありありと思い浮かぶ、個人的に満足度の高い選曲だったと思います。が、今年はサイト持って「ごちっちに良曲くれー」とか言ってる手前、あんまりアレな曲に入れるのはなあ、という思いがありまして。
例えば「ALL FOR〜」なんて曲としてはかなりベタなつくりですよね。なので投票対象からはかなり早い段階で外してたんですが、PJでの初披露を半泣きになって見ていたあの気持ちに嘘はつけない訳で。「カッチョイイゼ!JAPAN」もバカで安易で大好きだし、「GOOD BYE HELLO」はもったいなくて月に一度しか聴けないくらい大事な歌だし。逆に「マンパワー」なんて、つんく♂先生がこのランキング見てるであろう事を意識した政治的な面もありましたしね。
投票した5曲が好きな気持ちは間違いありませんが、なんとも残尿感の残る午前3時、なのであります。

5位以降の曲についてもなにか書こうかと思ってるんですが、投票内容を書いた日記のURLとしてこのエントリのアドを送信したので、やるなら後日ここに追記する形になると思います。その時は最新の更新で告知します。


最後に。ヲタの細分化っていうのは最近よく言われる所ですが、ここ数日本当にたくさんのサイトで楽曲大賞にまつわる更新を見かけました。たくさんのヲタが一緒になって盛り上がり、かつこの一年を振り返る事も出来る、そんな素晴らしい機会を提供して下さった主催者のみなさんに敬意と感謝!更新のネタもだいぶ助かりました(笑)。